新穂高に行こう! 〜青春18切符の旅〜

0
    いよいよ春の青春18きっぷの旅日記も完結編です!

     朝6時半。
    3時間の睡眠で体はまだ布団から離れたがらない。
    しかしケイスケが送って来た新穂高ロープウェイのライブカメラの画像を見ると…めっ……ちゃくちゃいい天気だっ!!!
    雲海に浮かぶ新穂高岳の画像は何よりもの気付けにとなり、頭はすっきり覚醒した。
    勢い良く起きて早速朝風呂へ。

    北アルプスの山々を眺めながらの展望露天風呂ときたらもうホントに最高だった。
    「ふぅはあ”ア”ア”ア”ア”ア”ア””ア……」と思わずため息が出る。
    この温泉タイムこそご褒美である…観光らしい観光の時間だ。
    そりゃもう最高でした。
    そして待ちかねた朝ご飯だ!


    朝ご飯の会場はバイキング形式で長蛇の列だった…
    お盆を持って一通りの料理を取っていこうと思ったがおかずの品数がハンパじゃなく多くてとてもお盆には乗り切らない。
    地のものやほう葉味噌なんかもいただきました。
    飛騨牛の牛筋どて煮がウンまぁーい!!!!どれもこれもうまいっす!
    すんげー豪華な温泉&朝ご飯にこんな値段で泊まれるとは…
    金額ならぶっちぎり我が人生最高の宿得なのは間違いない。
    阿蘇のどんどこ湯のアーデンホテル、水島のNANKAIホテルと並ぶ最高のお宿にランクインさせていただくとしよう。
    宿運はホントなかなかあるなと思う。

    朝食会場には外国からの観光客の人でいっぱいだ。
    ある老夫婦達の団体さんと席を共にしたのだが…
    「いただきます!」と勢い良く手をあわせてお辞儀するのが習慣な僕。
    食材の命をいただいてますし、お百姓さんにも作ってくれた人にも礼を言わねば…と思うのでいつも習慣にしているのですが、それを見た外国の人たちが何だかテンション上がっちゃいまして。
    せっかくなんで教えてあげたんです。
    ジャパニーズアーメンスタイル「いただきマース!!!」を。
    えらく喜んではりました。

    んで拳を縦に合わせてこう指を立てたら…忍者ー!ドロン!!ってやったらウホホホっ!!って大喜びで…ついつい悪のりして色々レクチャーしてきました。
    彼らの中で僕はすっかり忍者だった。
    臨兵闘者海陣裂在前!!ってよくよく考えたら字違うんやけどお箸袋に書いてあげた。
    ゴー!ソルジャー!バトル!マン!シー!フォーメーション!ブリッツ!ステイ!フロント!!!って適当に教えてしまった…
    まぁめっちゃんこすごいテンションで喜んでたからよしとしよう。
    お菓子たくさんくれた。
    ニンニン。

    そして神宿に別れを告げて新穂高に向うバス停へ。
    往復6000円もする…三日間使えるみたいだが…平湯温泉チケットとドリンクもついてくるのでよしとしよう。
    そういや立山アルペンルートもえらく高かったなぁ…
    バスは奥飛騨へと向ってゴトゴトと走る。
    とりあえず睡眠不足を解消するべくグースカと眠りこけていた…。
    一時間と少したったころに目を覚まして外を見た。
    今週は天気のいい日はこの日しかなく、気温は寒いのだが空気も澄んでいて快晴に近い空と初夏のような日差しでとにかくラッキーだった。
    霞もまったく出ていないようだった。
    今まで九州も山口や広島、しまなみ街道も新潟も長野も…とにもかくにも数々の旅を曇りによって泣きに泣かされてきた僕には信じられないくらいのいい天気だ!!!

    途中でクマ牧場なんかもあったが無視しよう…。
    どうにもやつには奇妙な縁があるようだ。
    ロープウェイ駅に辿り着いて順番待ち。
    第一のロープウェイは40人しか乗れないので次の臨時便を待つ。
    新穂高岳にはカモシカやオコジョ、ツキノワグマなんかが生息していているだとか。
    第二ロープウェイは100人乗りの二階立ての豪華仕様だ。
    三本の鉄塔を通り過ぎる度にかなり揺れるのだがこれもちょっとした名物でアトラクション気分だ。
    第一ロープウェイと第二ロープウェイ合わせての高低差は日本一の1036mだとか。
    御在所岳の高さ日本一の鉄塔ロープウェイに続き日本一を体感。
    標高はぐんぐんと上がりいよいよ一番高い展望台へ…


    そして…


    このパノラマだ…


    超絶景…


    スッコーーーーーーーンと晴れてる!!!
    ガスも霞も出ていない!!!!
    何でも冬でこんなに晴れることなんてめったにないんだそうだ!
    今までの旅日記を読んでいただいた方はご存知だと思うが僕の旅はいつも雲と雨と霞みと共にあり、何度も何度も泣かされ続けてきた…そんな曇り男の僕が!!!
    もうホントに最高すぎて泣けてくる…


    この言葉にならない360度の雄大な大自然のパノラマ…
    厳しい寒さの中で輝く白銀の世界…
    マイナス16度の極寒の蔵王の樹氷高原に比べれば寒さはいくぶんかマシだがここ新穂高もまさに厳冬の寒さだ。


    何と遠くに白山まで見える!!!!
    白山は一年間に数回しか見れないのだという…何と言う幸運か…
    本当に美しい…


    一杯350円とお高いがマウンテンコーヒーをいただいた。
    珈琲片手に山々を見る…冷たくて澄んだ空気とコーヒーが口の中で混ざり合って何とも言えないよい香りが鼻にぬけてゆく…
    もうね…泣けてくる………
    うますぎる…………思わず声が漏れる…………


    なんとも絶景!


    こちらは槍ヶ岳(3180m)
    槍の部分がわかるかな?
    笠ヶ岳に大喰岳に中岳に焼岳に乗鞍岳!!
    抜戸岳に弓折岳、そして西穂高岳の後ろにシャンダルムも見えます!


    ロープウェーの展望駅から西穂高へと登山もできます!!
    4枚しか服着てないうえにスニーカーなので雪山登山はまず確実に無理ですが…それでもいけるトコまでは行ってやる!!!!


    途中でほぼ解けてますが樹氷もちょびっとだけ見れました。
    わかるかな??



    登山道から少し外れた雪原でこんなものを発見…この足跡は…ヤツですかね…クマ…。
    近くにフンも…白い毛が混じっているのを見ると…カモシカを襲って食べるのでしょうか……?
    こわやこわや。


    もっともっと先に進みたいけれど膝まで雪に埋まりだしたのであえなく断念…
    スノーシューかアイゼン無しではめちゃんこ滑るしやはり危険か…無念。
    携帯コンロで湯を沸かしてコーヒーで暖を取る…うまい……山で飲むコーヒーよりうまいもんはない……。


    冬の山も本当によいものです…
    危険もほんといっぱいですが…
    次は冬の上高地で水墨絵のような世界を味わってみたい。



    ロープウェーへと引き返して僕の新穂高の旅はとうとうおしまい。
    帰りに平湯温泉につかって高山へと帰りました。
    北アルプスの山々にさよならを告げるときは淋しかった…
    やっぱ山はいい…
    立山アルペンルートを思い出して恋しくて時々泣けてくるのですが、ここ新穂高もそんな思い出の地となりました。


    高山を出る18切符で大阪に戻れる最終電車は16時。
    駆け足で昼の高山を撮影して電車に揺られて飛騨路を進みました。
    飛騨○○って駅いくつあるねん!!ってくらいあります。
    下呂温泉を越えて岐阜に着く頃にはもうすっかり夜だった…
    同じ岐阜県だが高山は本当に山深く遠い遠い温泉郷だった。
    大阪までの時間の半分もかかったのだから驚きだ。


    寝たら乗り継ぎ失敗する恐れもあって半分寝ぼけながら米原へ…そして大阪へ…
    そして僕の18切符の旅は出発地でありゴールでもある鶴橋で終わりを迎えました…
    それにしても今回もタフで無計画な旅だったなぁ…
    我ながら何の予定もなくイベント帰りに標高3000mの立山に立ち寄ったり、雪山登ったり、アホみたいにチャリ漕いだり歩いたり野宿したりめちゃくちゃやなと思います。
    こんな31になるなんて夢にも思わなかったなぁ。
    福島潟…ガタケ…新潟…高山…新穂高………イベント出ていいもん見させてもらって…ほんと素晴らしい時間を過ごせるのは皆さんのおかげです!ありがとうございました!!!!



    さ、美しいもの見て英気を養ったしバリバリ描くどー!!!!!

    この記事のトラックバックURL
    トラックバック

    calendar

    S M T W T F S
          1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    30      
    << September 2018 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    recent trackback

    recommend

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode