サントリーニ一家物語!!

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    ※たまに勘違いさせてしまってる方もおりますので最初に注意書き。
     僕は帰国してこの日記をアップロードしております。
     文章は旅の途中で書いてますが編集や写真の選定は日本でしています。
     6/26〜8/8の世界放浪日記になります。

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    この日記はベネツィアの最終日にバケツをひっくり返したような大雨と雷にやられ、仕方なくミラノへ向かう長距離移動の差中書いている。
    イタリアの曇り空を見ていたらどうしようもなくエーゲ海の青空が恋しくなる。
    雨に打たれているとどうしても雨知らずのあの暑い暑いギリシャの島々での出来事を思い出すのだ、、、

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    フィラの町散策を終えて次に向うのは世界三大夕日の町とされるイアの町。
    しかしイアを目指すのバスはもう超満員の鮨詰め状態であった。
    仕方ないので呑気に歩いていく。
    思いのほか遠かった、、、
    辿り着いたイアの町は、、、

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    噂にたがわぬ白と青の町、、、、

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    青い海、、白い壁と青い屋根、、、、
    なんていう調和のとれた世界であろうか、、、、
    本当にお見事すぎる、、、
    美しい、、、
    他に何の言いようもない、、写真や絵葉書で見たあの世界が目の前にあるのだ。
    夏のエーゲ海の日差しは本当にキツいので熱さ対策として壁を白く塗り屋根を青く塗っているそうなのだが、、、
    実にきれいだ、、、。

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    あちこちに教会がありギリシャの信心深さが伺える。
    教会の数でいうとこの旅でぶっちぎりに多い国だ。
    経済的な状況やスト、治安面の悪さで悪い情報が目立つがこの国はその実懐が深い印象だ。

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    これは帰国してわかったんだがキリスト教会の横にイスラムのモスクがあったりするのはこの国くらいではないか?
    そして旅人にとても優しかったりする。
    道に迷ってると何人もの人が声かけてくれたのもギリシャなのだ。
    そしてエーゲ海の島々は超有名な観光地であり治安も本当にいい。

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    もう言葉は多くはいるまい。
    写真を見ていただけたらと思う。

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    うーむ、いちいちオシャレだから困る。
    町の雰囲気はとてもかわいい。

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    女性に人気なのが頷ける。
    僕もストール買った。

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    そして僕は「世界で最も有名なドア」の一つという勝手に名付けたドアを発見。
    そこであーでもない、こーでもないしてる2人の日本人女性、さえちゃんとねーさんとの出会いを果たしたのだった。
    久しぶりに感じる日本語に心が震えた。
    こーちゃんと別れたカシュ以来の日本語である。

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    2人と打ち解け、僕らはサンセットポイントを色々と探し回る。
    サエちゃんはもはやサントリーニマスターと言っていいくらい昨日歩きまくってたそうなので地図いらず状態であった。
    何て頼もしいことか。


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    そして僕らはサンセットのベストポジションを陣取り、数時間前から待機することにした。

    ねーさんは若く見えるのだが僕よりねーさんだ。
    3人とも歳も近く、僕は久しぶりの世代間トークに胸を弾ませた。
    2人とも旅の玄人でねーさんは英語ペラペラである。
    サエちゃんは英語はほとんどできないがとにかく度胸と勢いで世界をぐるぐる回っている。
    あんなとこもこんなとこも行ってる。
    砂漠で寝たりとかなんとか。
    僕なんかよりよっぽど精神がタフである、、、
    すげー薄着で極寒の地に突っ込んでったりとにかく度胸がすげぇ。

    ひとみんやあっこちゃんしかり、女性は勇気と肝っ玉がしっかりしてるね、、。
    なんともかっこいいねぇ、、

    そして世界は本当に狭い!!!
    なんとサエちゃんはトルコであっこちゃんと出会っており、僕がパムッカレに行った次の日にカッパドキアに来ていたのだ。
    あっこちゃんに2枚プレゼントしたポストカードの1枚を持っているという。
    すげーな、、、人の縁とは不思議なもんである。
    ちなみに余談だがあっこちゃんは徒歩でスペイン横断を完遂、、、
    ものすごいチャレンジャーである。

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    旅の玄人はすごいね、、安心感が半端じゃない。
    ロードス島で泣きそうになってた自分が恥ずかしいことこの上ない。
    僕が手に入れた「なんとかなる。どうにかなる。」という教訓の何十倍もの分厚い教訓を持っているのだろう。
    面白い旅話や、ここに行ったらどうするべぇかとか色んなアドバイスを頂いた。

    そしてそこに日本からお越しの美魔女なマダムの美寿子さんご登場で僕らは四人パーティに。
    ギリシャを旅する著名な方で、まぁとにかく美しい!!若すぎる!!!!
    落ち着きと気品があり、それでいて気さくで親しみやすい。
    なんていうかオーラが出ているとでもいうか、、、

    四人になると気分はドラクエである。
    面白いことにこの四人はそれぞれ一人旅でここに来たということ。
    新婚旅行のメッカであり、バッパーも避けるという噂のこのサントリーニでこうして一人旅達が集まることになろうとは、、、すごい確率である。
    まぁみんなそれぞれ旦那や恋人がいるので骨の髄までとことんシングルなのは僕だけなんだけどね。

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    ここでカメラ講座をしてみたりしてると国問わずで色んなカップルから撮影をたのまれたり撮り方や数値を教えてくれと頼まれる。
    照れくさいがなかなかいい気分だった、、。
    いつの間にかカメラは僕の最高の趣味になっていた。
    そして今年手に入れた愛機はもう完全に僕の手に馴染んでる。
    そしてこうしてこのサントリーニでもこいつを構え、構図を決めシャッターを切るのだ。

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    世界三大夕日のひとつ、イアのサンセット、、、いただきました!!!

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    そして夜景を待つ。
    夜景も素晴らしい!!!

    そしてサエちゃんの手引きでフィラへと舞い戻りここでも夜景を楽しむ。
    断崖の夜景、、、いいもんですね、、、
    坂の夜景の長崎を何となく思い出し、懐かしんだ、、、
    あぁ九州が懐かしい、、、

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    帰りのバスの割り込みが半端じゃない。
    並んでる目の前に来て当たり前のように割り込むカップル、、、ありえん。
    日本はいいね、、本当にいい。
    突っ込んでかなきゃ、怯んでちゃ損するばかりなのだ。
    遠慮はいらない、献上の美徳など役には立たない。
    痛い程学んだことだ。
    ただそれでもそれを捨てられないのが日本人なんだけどね。

    私に任せて!とサエちゃんはバスへ突っ込んでって席を取ってくれた。
    うーむ、つくづく女は度胸だ。

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    四人で美味しいイタリアンを食べて、どこにあるかわからない美寿子さんのホテルをみんなで探し当てて解散。
    サントリーニ一家の家族写真。
    夜は少し肌寒い。ジャケット持ってきといてよかった。

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    みんなとお別れして僕も無事にホテルへ、、、
    といいたいとこだがこの後に僕は盛大に迷子になり野犬5匹に追いかけ回され泣きを見る。
    中型犬の限りなく小型に近いヤツがすげー歯ぁむいて獰猛だった。
    カメラの三脚で追い払うもかじりついて大変だった。
    なんちゅーか狂犬だったなぁ、、、

    帰ったのは2時間後のことであった、、、、、、

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    翌日は夕方までブラブラして夕陽をまたみんなでとのことだったのだがサエちゃんとねーさんがちょいと緊急事態で不可能に。
    そして2人とはこれでお別れになってしまった。
    もっともサエちゃんとはこの後も色々と面白い再会をするのだが、、、

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    ぷらぷら。

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    僕はサンセットまでの間、美寿子さんに写真教室を開く。
    美寿子さんの愛機は僕のサブの愛機であるペンタックスQなので勝手がわかる。
    いつの間にか多国籍な写真教室になってて笑った。
    色んな人のカメラをセッティングしてあげた。

    今日もよい夕日です。
    雲一つないので焼けたりはしないのだけれど。

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    ただただのんびりと眺めた夕日、、、。

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    2人で夕陽を堪能して夜は夜景を味わう。
    フィラの街でたまたま花火が上がっておおはしゃぎしたもんである。
    僕はちょうど電池がなくなり一枚しか撮れなくて涙を飲んだけれど、、、、、
    何とも素敵な偶然でした。

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    そしてギリシャ料理の美味しいお店へ。
    ムサカとか何か色々と食べたがどれもこれもうまい!!!
    美味しいお店を探し当てるこの嗅覚さすがマダムである。
    そしてこのシェア飯が僕のこの旅における最後の豪華な飯になる、、、最後のおかず三品ディナー、、、
    どれも実においしかった!!

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    楽しい時間をありがとう美寿子さん。

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    こうしてロマンティックな夜は更けて行った。

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    美寿子さんには作家としてのお話や、人生観、色んなことを教わった。
    そしてミコノス島に行くべきよと教わる。
    なんでもミコノス島はベストセラー作家が多く滞在して執筆したのだという。
    あの村上春樹さんもそうなのだとか。
    ミコノスに吹く風は作家の心に作用する何かがあるのかもしれない。
    行き先は決まった。

    こうして僕のサントリーニ最後の夜は終わりを告げ、翌朝ミコノス島へと進路を取るのであった。

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    つづく

    新作「Shipwreck beach」

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      新作「Shipwreck beach」

      難破船の浜辺。
      天の川。

      僕のツイッターやfacebookをご覧の方はピンときたかもしれない。
      あのギリシャのザキントス島で見た難破船の写真を。
      自然の中で朽ちた人工物にロマンと時間を感じる僕にとって特別な場所でした。
      旅日記でももうすぐ出てきます。

      ザキントスだけじゃあない。
      同じくギリシャのミコノスで見た静かな真夜中のエーゲ海
      モンテネグロのコトルで登った山の朽ちた城跡
      クロアチアのプリトヴィッツェの森で野宿して見た天の川
      角度と構図はトルコのカシュの遺跡の丘から。
      旅で得た景色が僕の中で息づいている。
      そしてそれらは僕の描く街SWEET ROCK TOWNに流れ着いたというわけだ。

      難破船と夜の浜辺の静けさと凪いだ波が特にうまく描けたんじゃないかなと思う。

      特に気に入ってる場所なので昼間のバージョンも描きたい。

      自然と時の流れの中で朽ちた人工物、、、、あぁロマン。
      ちなみにこのモデルになった難破船はトルコのタバコの密輸船らしく、座礁して仕方なく乗り捨ててったんだとか。
      乗組員は助かったそうで悲劇的でないところもすごくいいのだ。

      旅で得た心の感動を煮詰めて作品という結晶にする、、、
      こんな幸せで面白いことってないよ。

      新作「THE CRAZY LOVE THEATER2」

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        ちなみに2号館です。


        1号館はもう随分昔に描きました。
        10年近く前。
        忘れられない作品。
        あれから随分時間が経ったなぁ、、。

        なんで今また描きたくなったかというと、、、

        あの頃の想いと今の想いはまるで変わらないということ。
        その想いはより強くなっているということ。
        それを再確認した時にこれを描きたくなったのでした。


        本当のエンターテイメントとは何か??
        それは自分の心の振動で人の心を震動させるということ。
        心を動かすのに規模や立ち位置は関係ない。

        小さな街の映画館だろうと摩天楼の大都会の映画館だろうと。
        路上の絵描きだった僕も今の僕もこれからの僕も。

        大切なのは心のバイブレーションなのだ。



        おいら何にも変わってねーぜ。

        アート&てづくりバザール終了!!

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          アート&てづくりバザール無事に終了いたしました!!!!
          お越し下さった皆様、本当にありがとうございました!!!!!

          今回は本当にめちゃくちゃしんどかった、、、
          徹夜明けからの3日開催は本当に体にこたえましたねー。
          さらに今回はいつも以上に本当に忙しくてフラフラでした。
          レジ係でヘルプに来てくれてる兄も今回はいなかったのでかなりてんやわんやで。

          来場者数が歴代一位だそうで!!
          主催者の皆様、スタッフの皆様、ATCの皆様本当におめでとうございます!!
          僕も兄のヘルプ無しでの1日の宣伝内容としてはバザールの記録を更新し、ほっとしております。
          計算早い兄がいたらな、、、と思う事もしばしば。

          皆さんの「おかえり!!」が心に染みましたね、、、
          あぁ日本に帰ってきたなって思いました、、、。
          心がどこかフワフワしてたんだけどリピーターさんやお客さんの笑顔見てると、何だか大地に足が着いた想いでした。

          トートバッグがあっちゅー間になくなっちゃいましたね。驚き。
          こんなに需要のあるアイテムだとは、、、。
          再販のお声をたくさんいただいたのでメーカーさんと話合って作りまする。
          Jiangさんで通販もいたしますので乞うご期待。

          手づバ終了してから風邪をぶりかえしてしまい安静にして過ごしてます。
          皆さんからの差し入れのおかげでめちゃんこ助かっています!!!
          これからドドンと忙しくなる、、、頑張らねば。

          12月13、14のバザール楽しみにしててください皆さん。
          何となく作品が成長期を迎えようとしてる気がします。

          さーてがんばろかい。

          旅日記も仕事の合間にぽつぽつ書いていこう。

          ART & HANDMADE BAZAAR!!

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            旅日記の途中ですがここでお知らせの時間です。

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            OSAKAアート&てづくりバザール Vol.16!!!
            今回も3日開催ですよ!!!!!

            引きこもって新作に注魂しております!

            9月13(土)・14日(日)・15日(月) 10:00〜17:00
            大阪南港ATCホール

            ブース鷂「さー5、6」最高にいい場所ぉおおおおお!!!!!!
            ベスト出した場所ですねここ!
            いやこれは本当に頑張らないとね!!!!
            孝行しまっせ!!!!!

            http://www.tv-osaka.co.jp/event/makingbazaar/

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            9月28日は福岡コミックシティです!

            Yahooドームにて11:00〜15:00開催!
            年内最後の福岡!!

            C-1abのお誕生席!! 外周の左側にいます!!!

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            今年も受かりましたアートin長浜!!!
            競争率がさらにアップし、アーケードブースが減少したのですが勝ち取りました!
            10月4日、5日、長浜商店街のアーケード内です!!!

            詳しくは後日!!

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            10月12日はコミックシティSPARK!!

            東京ビッグサイトにて開催です!

            https://www.akaboo.jp/neo/event/p0078.html
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            デザインフェスタVol.40
            11月8日(土)・9日(日) 11:00〜19:00
            東京ビッグサイト西ホール

            http://designfesta.com/

            詳しくは後日!
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            クリエーターズマーケット Vol.31
            11月15日(土)・16日(日) 11:00〜18:00
            ポートメッセなごや3号館+2号館

            http://creatorsmarket.com/

            今回は時期が早まってるのでみなさんご用心!!!!
            詳しくは後日!!!

            その島の名はサントリーニ!!!

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              ザキントスの旅を終えてアテネへと引き返し、列車に乗ってカランバカへと向かっている大移動の途中でこの日記を書き始めてている。
              車窓から見る広大な平原に心が安らぐ。
              ああそう言えばこの日も長い長い移動だったなと思い出す。

              とんでもなく遅れてきたフェリーに乗り込む。
              デッキに上がり名残惜しみながら愛しいロードスに別れを告げる。
              サントリーニへと向かう船は大きな船で船内では何度も迷った。
              もちろん僕が頼んだのは一番安い席。
              つまりその辺で寝ころがっとけよチケットである。
              荷物が多過ぎて乗船に遅れ、案内の指示もわからなかった僕はポジションどりに失敗する。

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              階段下、コンセントのあたり、2個しかないソファー、全滅である。
              仕方なく僕は空いてる椅子に座って眠った。
              数時間したころだろうか、、アローゥ?アローゥ?という声が聞こえて目が覚める。
              目を開けるとちびっ子が僕を不思議そうに眺めていた。
              ???となる僕。

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              そして一人増えた。

              アローゥ?

              よくわからんが懐いてくる。

              アローゥ?

              何言ってんだ???
              アローぅてなんだ??
              そしてまた一人増えた。
              長女と次女、それに長男の3人だ。

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              どうやら僕が食べてたパンが欲しいようだ。
              スーパーで買った格安のパンをオレオのチョコジャムにつけて食ってただけなんだけど。
              あとサラミがクソ安いのでだいたいそれを食ってる。

              三兄弟はパンを食べるのだがボロボロこぼす。
              もう床がめっちゃ汚い。
              顔中チョコ。
              ウエットティッシュで拭いてやるんだけどまた汚す。
              んもー!!と言いつつまぁ悪い気分ではない。
              今回はいいけど知らない人から食べ物をもらっちゃダメだよと絵で伝えるのに苦労した。

              アローゥ?

              彼女たちは何かを僕に伝える時はこの言葉しか言わない。
              お絵描きしたかったらアローゥ?
              写真撮りたかったらアローゥ?
              おやつ欲しかったらアローゥ?である。
              このちびっ子3人がほんっっっっとおてんば&わんぱくなのだ、、、

              お絵描きにすごいハマったみたいなんだが紙もペンも限りがある。
              ちゃんと大事に使いなさい!と言うがなんちゅーか粗野っちゅーか。
              ゴム!ゴム!
              いや、ボールペンは消せませんよい。
              それでも消しゴムを消すジェスチャーでアローゥ?アローゥ?である。

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              一人が椅子で危ないことしてたんで抱っこして叱ったらもう一人が同じことをして困らせる。
              もう一人を抱っこしてる間にまたもう一人が、、、
              飽きないもんかね、、、一時間くらい繰り返すので僕は疲れ果ててしまった。
              彼女たちのお母さんお父さんおばあちゃんもいるのだが眠りっぱなしなのだ。

              みんな寝てても騒ぐので何回も何回もシーッ!!!ってやるんだけど、、、
              あげく末っ子が知らない人を起こしに行く始末。
              これはさすがに叱らなくちゃならない。
              起こされた人も怒ってる。僕に。

              静かにさせろよ!!!!

              僕は怒られた。
              その騒ぎで両親が起きたのだが、、、奥さんはすみません面倒見ていただいてと言いながらすぐ寝ちゃった。
              お父さんにいたっては不機嫌である。
              ちゃんと見とけよ的な感じで僕を見てふたたび寝た。
              おいおいおいおいおい、、、
              結局僕はくたくたになるまでちびっ子達の面倒を見る羽目になった。

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              一人が椅子に登って危ない事してたら抱っこして下ろすんだけどその隙にもう一人が、、、さらにもう一人が、、、といった感じでもうわけわかんねぇ。
              もーホント元気すぎて、、。

              まぁかわいいからいいんだけどね、、、何時間かまってたんだろ1時間2時間とかいうレベルではない、、、、
              とうとう3人とも疲れて寝てくれた。
              だが僕の膝の上なのでやめていただきたい。
              世のお父さんお母さんは大変だね、、、
              きっとうちも大変だったのだろう、、、僕にいたっては今だに迷惑かけとるし。
              いやはや子供ってモンスターだわ、、、、、
              子供達は途中の港で降りてった。

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              夕日が沈む、、、朝日も夕日もデッキで見てた。
              隣で見てたイタリアの家族がめっちゃ楽しそうにしてる。
              ディカープリオ!
              ディカープリオ!!とうるせー。
              どうやらタイタニックしてるんだろう。
              ゆかいなおっさんだ。
              どこかカシュのAliに似てて僕は懐かしくなり笑った。
              なんでこんなとこにデカプリオ!?って言ったら歌と一緒にポーズもくれた。
              あとドリンク奢ってくれた。

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              いつだったか…同じように阪九フェリーで空を眺めてたな、、、
              そう思うと途端に懐かしくなる。
              日本はなんていい国なんだろうって思った。

              サントリーニには夜の7時に着く予定だったはずだがいっこうに着かない。
              僕は寝袋を敷いて床で眠った。
              完全に1日が移動日で終わった、、、。
              到着したのは午前1時だったろうか?
              もう辺りは当たり前だがすっかり暗い。
              だが狼狽えない。
              僕はロードスで得た経験がある。
              どうにかなる、弱気になる必要は無い。
              ​気丈に先に進む。

              サントリーニ港では真夜中だというのにツアー会社やレンタカー屋が待ち構えていた。
              地図無料って書いてるからおくれって言うと地図はもらえないおろか強烈な接客をしてくる。
              2泊で100ユーロ!オーケィ!!?

              NO!!!!

              もうこんな時間に宿はないし指定された宿はイアの街まで遠い真逆の最南東だ!
              いいからこれにしろ!!!と怒鳴ってくる。

              しかし確かにおっさんのいう通り、街までかなり遠く、おまけに峠を越えねばならない。
              だがこんなん払ってられるか!!
              こちとら金落としとるんじゃい!!!!!

              よーしわかった!80!!!

              いらん!!!

              じゃあお前どうすんだ!!!

              マットも寝袋も持ってるから大丈夫だ!!!
              星きれい!最高!!!
              こっちだって負けられるか。

              おっさんの指定した宿はイアやフィラから遠い、、
              しかもドミで一泊50ってアホか。
              サントリーニはリゾート価格なので宿は高いがこれはあまりにも高い。
              人気があるドミトリーはもちろんすぐに埋まってたのだが20〜25とかの宿も少しだがある。

              70で二泊!!!これでどーーだ!!!!

              そろそろ折れるべきなのか、、、?
              しかしだ、今日はもうすぐ朝だっちゅーのに一泊カウントされちゃうわけだ。
              これは勿体無い。
              考えた末に切り出す。

              60なら行く!

              交渉成立である。
              そして運転手が僕と乗り合わせたマダムを運んでやんよと言って迎えに来た。
              まずはマダムをフィラに送り届けて僕を送ってやるとの段取りだった。
              あぁイアまで遠いのやだな、、て思ってたらばおっさんが何かいいとこ連れてってやるよ!と言う。
              なんとマダムの泊まる立派な宿にもドミがあるんだとか。
              しかも誰もいないから独り占めだぜジャパニーズ!!!という。
              最初案内されるはずだったドミと系列は同じだからOKだそうだ。
              サンキューおっさん!!!!

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              たどり着いた宿はなんと素晴らしい景観ではないか!!!!
              おっさん最高じゃねーか!!!

              おっさんはにっこり笑った。

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              こうしてサントリーニの宿は素晴らしい個室と化した。
              これなら安いと言えよう!!
              僕は眠い体に鞭打って選択して泥のように眠ったのである。

              長い長い移動日だったな、、、、
              サントリーニ、、、本当に遠い、、、、。

              しかしこの先にはとんでもなく長い移動日が待ち構えている。
              ギリシャを越えてバスでアルバニアのティラナ、シュコダル、ウィルツィニ、バール、コトルへ1日で行く予定だ。
              24時間バスである。
              想像しただけでゾッとする、、、

              今はこのギリシャを目一杯に楽しもう、、、、、
              疲れ果てて睡魔の泥に沈んだ。

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              朝。

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              サントリーニで迎えた朝もやっぱり快晴である。
              エーゲ海は曇りを知らないのだろうか??
              カッパドキアから晴れっぱなしである。
              僕の雨男パワーもすっかりどっかに行ってしまったみたいだ。
              睡眠時間は少ないがのんびりしてる暇はない。
              今日も歩き潰すのだ!!!

              洗濯物はもう乾いている。
              これはありがたい。
              荷物を簡単にパッキングしてカメラを持って外へ!!!!

              どこやねんここ。

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              地図もないので知識ゼロの町に出る。
              また頭の中で地図を作る作業の始まりだ。
              だがここは島である。
              バスに乗ったらバスで帰って来れるのだ。
              どーにでもなる。

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              この島はこんな形。
              偶然にもこのミカヅキ型の島はSWEET ROCK TOWNそっくりである、、、
              こんだけわかれば方位磁針があればだいたいわかる。

              取り敢えず僕は歩きまくった。
              どうやら僕がいるのはフィラの外れの方だとわかった。
              バス停までの道はものすごい坂と、ここは道なのか?民家なのか?っていうわかんねぇ場所だった。
              参ったなこりゃ、、、
              めちゃくちゃいいドミなのに人がいないのはこれが原因か、、、

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              気を取り直し、まずはフィラの町を歩こう。
              そして夕日のタイミングでイアへ移動である。
              イアは世界で最も美しい夕日スポットとして有名である。
              そして新婚旅行のメッカ。
              世界中を旅するバックパッカーも多くの人はここは恋人と来る場所だと避けると聞いている。
              新婚旅行に取っておくなんて話も聞くし、バックパッカー同士の新婚旅行なんていう楽しげな話も。
              そういやひとみんもとっておくって言ってたっけ。

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              まぁそれもそうだろう…リゾート地で味わう孤独感は半端ではないのだ。
              一人で来てる旅人はごく少数だろう。
              だがしかしだ、絵描きには関係ねぇ。
              肥やしになるなら何処だって行ってやるよ!
              そんなわけでフィラに足を踏み入れた!!

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              1人ぼっちはどこを探しても僕だけだった、、、、、、

              ごーーーん、、、

              有名だというPitaの店があったので食べた。
              美味しいが、、やはり僕のギリシャのお袋の味はあの店なのだ。
              安いからありがたいんだけどね。

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              フィラの街は思っていた以上にカラフルだ。
              白い建築ばかりなのはどうやらイアみたいだ。
              しかしだ、このフィラもかなり美しい景観をしているではないか。
              そしてほんといくつあるんだってくらい教会がそこかしこに存在する。
              どうやらここが中心地のようだ。
              内陸側の海からの景色は本当にとんでもねー絶景だ。
              崖に町ができている。

              すげー、、、

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              なんちゅーパノラマ、、なんちゅー青さ、、、、

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              陸側にはでっかいバス停に24時間営業のパン屋やレストラン、バスやフェリーの会社だとか薬局だとか街として機能するのに必要な商店がずらりと並んでいる。
              足りないもんを探す方が難しい感じである。
              ここが街の中心地か。

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              とにもかくにもシャレた町である。
              石畳が美しい。

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              とにかく日差しが強い。
              この旅一番の日差しのきつさだ。

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              町はレンタルバイク屋がとにかくいっぱい。
              バギーは大人気のようだ。
              この島には破格の値段でバスが走ってるのでバイクの元を取るのはまず不可能だと判断した。
              乗りたかった、、、だがタンデムシートに1人というのは、、、ね。
              バギー楽しいだろうな、、
              バイク、、、あぁバイクよ、、、家でいい子で待っていてくれ、、、、

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              小さい町なので彷徨うのも気が楽で楽しい。

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              サントリーニと聞けば白い町だがそれはイアの町であって、フィラはなかなかカラフルである。

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              それでいてうまく調和がとれている。

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              断崖側に向かうに連れて雰囲気もぐぐっとサントリーニ感が増してくる!
              高台から街を見下ろせば、、、

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              うーむ、、、

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              エーゲ海がどこまでも広がって行く、、、

              海側はお土産屋さん、ハンドメイドのアクセサリー屋さん、カフェバーなどのものっそいオシャレなお店がずらりと立ち並ぶ。いい感じだ!

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              ここでもブルーアイがずらり。
              トルコでもおなじみの不思議な民芸品だ。

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              とにかく教会がいっぱいだ。

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              ギリシャの人々は信心深い。

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              最高やん!!!!

              僕はすっかりここが気に入った。
              それにしてもまぁ人が多いのがタマニキズ。
              そしてとにかくカップルだらけである。
              ギリシャは韓国、中国の方にとても人気があるようで、両国の言語の案内板がそこかしこにあった。
              日本人は新婚さん以外は見なかった。

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              何やら獣の糞の匂いがする、、、
              ロバである。
              ドンキ!ドンキ!と客引きのギリシャ人が声かけてる。
              10ユーロ、、下りなら歩きでしょうに!
              ロバがやたらめったらいる場所へと降りてゆく。
              ちなみにロープウェーもある。
              けっこう長い道程なので。

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              が、ここはもうロバ糞ロードになっている、、、踏まずに進むのは不可能である。
              僕は都井岬でこんなのは経験済みなので御構い無しである。
              風化した馬糞など恐るるに足らん。
              しかしだ、この道、ビーサンでは本当に滑る。
              滑ってフレッシュなやつに転んじゃうなんてのは勘弁である。
              ロバロードを越えたらそこは旧港、オールドポートってやつだ。
              旧港はなかなか風情のある景観で、かっこいい船がいっぱい留まってた。

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              火山ツアーとかクルージングのツアーがあるのだがどれも1人はきつい内容ばかり。
              こりゃスルーしてイアに行こう、、、僕はロバロードを再び歩こうとする。
              しかし帰りは半端じゃない長い坂道で息が上がればそれだけロバ糞のかほりを堪能せねばならん、、、帰りは5ユーロでロープウェイが出てたのでそいつを利用した。
              まぁそれにしてもヨーロッパ乗り物のチケット売り場の係員はどうしてあんなに態度が悪いのかね、、、愛想ってもんが微塵もない。
              日本はいい国だぁね、、、

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              日差しに焼かれながら町の上へと坂を登る。

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              ポストカードなんかで有名な場所を見つけた。
              ビザンチン様式の青い屋根の教会。

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              これぞフィラの代表的な景色である。

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              そしてイアまでの長い道のりを歩き出す。
              途中にどんな景色があるかわからないので歩いておきたかった。
              が、その道のりはとても苦しかった、、、、

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              そして舞台はイアの町へと移る。
              そこで僕は偶然が偶然を呼んだ出会いを果たす事になる。


              サントリーニ編 後半へ続く。

              さよなら騎士の街ロードス島、、、

              0
                ロードス島で迎える朝が来た。
                爆睡してるウミガメとマユキチ2号に別れを告げる。
                あばよ。

                重たい荷物は夜の23時まで預かってくれるっていうんで今日は身軽に撮影できる。
                さぁ朝ごはんだ!

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                もちろん僕はHERMES GRILL HOUSEにPitaを食べに行った。
                やはりうまぁい!!!
                昨日のお父さんに娘さんに奥さんがニコニコと食べてる僕を見てた。
                僕は美味しい!!!!と伝える。
                僕でもわかるように優しくコミニケーションを取ってくれる。
                すっごいいい人達だなと思った。

                僕は炭酸が苦手である。
                しかしここギリシャでの安いソフトドリンクと言えばファンタなのだ。
                僕はいつの間にかファンタオレンジが大好きになってた。
                そしてギロピタはやっぱすんごい美味しいのだった。
                僕はすっかりこの店の虜になっていた。

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                そして町歩き再開。
                ここからは昨日行けなかった本丸の部分へ向かうことに。
                まず見つけたのは入り口に立つ騎士の鎧だ。
                このクソ暑い中お前さんも大変だね、立ちっぱなしはしんどかろうに。
                ハルバードって意外と小さい武器なんだな。

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                上を見ると黒騎士が。
                おそらく何年何十年と彼はここから見張ってるんだろう。
                敬礼。
                それめっちゃ重いやろね、、、

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                エーゲ海の日差しは本当にジリジリと肌を容赦なく焦がしてくる。
                気温もものすごく高いがとても乾燥しているので全然不快じゃない。
                湿度の違いでこうも違うのだ。
                だが僕は日増しに黒くなってく。
                僕は焼けても一ヶ月くらいで元に戻ってくるのだがある程度の黒さは今後も残るだろうなぁ、、

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                クロックタワーはいかが!7ユーロよ!とお姉ちゃんに声かけられる。
                見ると小さな時計台があるじゃあないか。
                すんごくいい眺めよ!と言うが出してる看板の写真は酷くわかりにくい写真。
                自信がないのかその一枚だけと先ほどの騎士の鎧の写真だけ。
                これは見る価値なしと判断した。
                だってピタ二つとファンタ飲めるじゃんかよ。

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                そして庭に出ると丸いでかい石がゴロゴロ落ちてたり、木にペイントしてたりそれなりに面白い場所に出る。
                お城は博物館になっている。

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                まるでドラクエのお城みたいだ!
                ラダトーム、ローレシア、アリアハン、グランバニアでもいいな。
                入場料がすげぇ高くてびっくりした。
                20ユーロもするんかい!!!

                せっかくなので入ったが、、、、

                よくわからんばかりかトプカピ宮殿と大差がなかった。
                後悔した。
                武器とか美しい廊下はそこそこ面白かった。
                でも何の絵の収穫もなかった。
                ギリシャ彫刻は何故にみんな○ーケイなんだろうと不思議に思った。
                武器の展示もなかなか面白い。
                こちらの武器の代表格といえばロングソードだが保存にはあまり適してないようだ。
                日本刀の精錬された切れ味と保存状態の良さは改めてすごいと思う。
                鎧ごとぶっこわす斧やメイスは迫力満天だったな。

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                すげー立派な作りだ、、、

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                さぞかし難攻不落だったことだろう。

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                昼の路地裏は夜とはまた全然違ってて撮るのが楽しい。
                まさかこんなにも楽しい場所だなんて。

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                そして僕は観光客から道を聞かれても道案内できるようにまでなっていた。
                この迷宮と名高い旧市街地をだ。

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                こうやって町の地理を自分のものにする喜びと自信に目覚める僕。
                都会ともなればこれはとてもじゃないがやってられないけども。
                何より治安の不安もあるし。
                これはリゾートや観光に特化した島でこそである。
                まぁ治安の悪いアテネでも徘徊しまくるハメになるんだけどね、、、

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                お昼ご飯も自然とあそこに足が向かう。
                おじちゃんは何も言わずに笑顔でファンタを差し出した。
                みんなニコニコ僕を見てた。
                観光客が僕にピタにしとけよ!うまくて安いぜっ!って教えてくれた。
                すでにもうすっかりハマってるぜ!!
                お昼はチキンピタにした。
                イタリアなんかだとチキンは牛より豚より高い。
                今のうちに食っとかねば。
                おじちゃんと他愛もない話をして晩御飯も食べに行くよと約束をした。

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                ロードス島旧市街地はおそらく余すところなく歩いたと思う。
                とにかく写真を撮りまくった。
                石畳や昔の建築、とにかくあらゆるものを頭に叩き込んだ。
                本当によく歩いた、、、日本を立つ時に買ったばかりのサンダルがもうクタクタだった。
                このペースで行けばいつまで持つだろうか?

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                城壁から港の方に足をむけるとフェリーポートと違ってこっちは賑やかでおしゃれである。
                カステロリゾで見たイルカ像がここにも。

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                上質な天然スポンジはかなり人気のようだ。

                青い空と城壁とコバルトブルーの海、、、たまらんね。

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                ひなたぼっこしながら1時間くらい眠った。

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                この島は男心をくすぐる場所がいっぱいだ!!

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                ロードス島を象徴する灯台がめちゃくちゃかっこよかった!!!
                お土産の絵はがきなんかはだいたいこの写真だ。

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                石造りの風車もまた最高だ。

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                風車も3基あるしいろんなところに見張り台の跡地がある。
                これは面白い、、、そしてかっこいいやんけ!!!

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                エーゲ海の島々はとにかくニャンコだらけだ。
                写真集が出るくらいネコの楽園である。

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                歩きながら昨日落としたトルコ石を探す。
                見つかったらと思ったらペンの蓋だった時は泣きそうになった。
                そして石は僕の元には返らなかった。
                僕の身代わりになったと思うことにした、、、。
                この島は親切な人が多い。
                探し物をしてたら声かけてくれたり一緒に探してくれたりした。
                石は人の温かさに代わったのだと思う事にした。

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                青い、、、本当に青い、、、、

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                そしてここで見る2度目の夕日を眺めながら最後の旧市街地を歩く。
                あれだけ不安の中でもがいたこのフェリーポートの道も今は何の不安もなく歩いている。
                これからの旅もきっとこうしてどーにかやってくはずだ。
                そう思える自信をくれた、本当の一人旅のHow toを教えてくれたのは間違いなくこのロードス島だ。

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                こっちの港はツアーの船がたくさん並んでたりお土産屋さんもいっぱいで賑やかだ。

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                マルマリスから来る船には当たり前だけどトルコの人がたくさん。
                どこか心が癒される。

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                黄昏れる。ここにいれるのももうあと数時間かと思うと切ない。

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                再び旧市街地へ。
                一体何十キロ歩いてるんだろうか、、、
                朝から晩まで歩き続けた。
                心無しか鎧の騎士もお疲れモード。

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                宿で荷物を引き取る。
                そしてあの店で晩御飯を食べに行った。
                これで食べおさめになるのか、、、と思うと淋しくて胸が痛む。
                ギロピタ二つとファンタオレンジ、言わなくても作ってくれた。
                やっぱりすごく美味しい、、、

                そしたら奥さんが来てこう言った。

                「私達はあなたのその笑顔が大好きよ、こんなにもおいしそうに食べてくれて本当に嬉しいわ。私達はあなたのファンよ!!」

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                僕は泣いた。
                おいしそうに食べる、、、
                日本でも大好きだった人から言われた言葉だった。
                胸が熱くなり僕はこの先に待ち構える山も谷も不安も大丈夫、なんとかなると思った。
                だって言葉も通じない見知らぬ街でこんなにも優しくしてくださる人達がいるのだ。
                本当に嬉しかった、、、

                そしておじちゃんがスイカとメロンを切ってくれた。
                トルコでも思ったけどエーゲ海のあたりのスイカは本当に甘くて美味しい。
                そしてHERMESのみんなの優しさが嬉しい。

                娘さんは柔道の先生でもあり、お腹に「柔道」って彫ってた。
                いつか日本に来ることを楽しみにしている。
                優しくて強いってかっこいい女の子だ。
                なんとファンタオレンジご馳走してくれた。
                そして夜はフェリー乗り場まで送ってくれるという、、、
                ありがたくてたまらない。
                あの距離を荷物を背負わなくていいなんて!!!
                その彼氏もめっちゃいい人だった。
                そしてFacebook交換をした。
                こうして世界のどこにいても繋がりあえる。
                それがとても嬉しい、、

                おじちゃんが「サッカー好きだろ?見て行きな。」と言ってくれてオランダ対コスタリカ戦を最後まで見ることができた。

                おじちゃんはかなりのサッカー通だ。
                オランダが勝って小躍りするお茶目なおじちゃんが大好きだった。
                奥さんはとっても優しくて若々しい。
                娘さん2人も2人の優しさを受け継いでいてとても優しい。
                僕は本当にここで癒された、、、
                そして旅に対する勇気を得ることができたと思う。
                大切なことを教えてくれた、、、
                ありがとうHERMES GRILL HOUSE、、、、、みんなが大好きだ。
                必ず、必ずまた会いに行こう。
                そしてPitaとFantaを頼もう。
                僕はお礼にポストカードをプレゼントした。

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                予定にはなかったロードス島での滞在はみんなの優しさで最高のものになった。
                この旅で一番のサプライズかもしれない。
                一番多くの事を学ばせてくれたのは間違いなくこの島だった。
                名残惜しさが胸に込み上げる。

                娘さんにバイクで見送ってもらう。
                泣かないでって言われてもね、、、泣くよね、、、。
                気をつけてね、、まだこれから長い長い旅が続くんだから泣いてちゃ駄目よと励ましてくれた。
                人の温かさが染み渡る。
                本当にこの島が大好きだ、、、、

                そして次なる町サントリーニへと進路を取る。

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                3時発の船はなんと盛大に遅れて来て6時半に出発になった。
                ふざけんなー!!!
                そして僕はサイフの中身を落とした。
                旅用に買ったんだが100均はあかん。。。。
                そこそこの額だったので節制してきた分ダメージは本当に大きかった、、、

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                デッキから見えるロードス島の灯台がピカピカとしばらくの間ずっと見送ってくれた。
                そして長い長いギリシャの船旅がまた始まる、、、

                アディオス、ロードス島。。
                Bye bye HERMES GRILL HOUSE、、、、

                またあのPITAが食べたい、、、、。
                この旅で一番心に残った味だった。
                そして優しいあの店のみんなに会いたいなと思うこのごろです、、、、、。


                次回 サントリーニ島編へつづく

                予定調和なき旅の始まり ロードス島!!!

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                  現在7月13日、この日記を書き始める。
                  僕の旅もとうとう残すところ25日を切った。
                  どこまで行けるのだろうか、、、予定は数日遅れである。

                  この旅は本当に過酷だ。
                  日程がきつきつで休息日はない。
                  毎日嫌という程歩き、乗り物に乗る。
                  夜中まで写真を撮り、整理して朝早くに旅立つ。
                  疲れは本当に溜まるばかりだ。

                  だけど僕は遊びでここにいるんじゃない。
                  これは修行、いい絵を描くための取材なのだ、、、その想いが足を留めたい気持ちを抑えている。

                  そして日記はロードス島へ向かう船内にさかのぼるーーーーーー


                  ブルースターラインの大きなフェリーには本当に多くの人々が乗り込んでくる。
                  一時間半の遅れを出しながら船はカステロリゾ島を旅立つ。
                  デッキから海を眺める。
                  すると見覚えのある船とクルーが僕を見て手を振っていた。
                  キャプテンだ。
                  僕は全力で彼に手を振った。
                  ありがとうキャプテン、、、、
                  あなたが見せてくれた青色は一生忘れないよ、、、

                  フェリーは1度、カシュ方面に進路を取って外海へ出る。
                  再び町が見えた。
                  今頃、Wooさん、Evaさんはあの町で楽しんでることだろう。
                  アリは相変わらず店で元気にやってることだろう。
                  さよならみんな、、、、心からありがとう。

                  船はしばらくトルコの大陸に平行に進む。
                  僕はデッキでずっとそれを眺めていた。
                  あそこはフェティエか、、マルマリスか、、、、、
                  思い出が駆け巡る。

                  ありがとう、いってきます、、、、
                  見えなくなるまでずっと眺めてた。
                  はためくギリシャの国旗が僕を試練へと掻き立てる。
                  行くしかないのだ。
                  引き返すことなどできない!!!!

                  そしてたどり着いたロードス島。
                  全くのノープランである。
                  ここから先の情報は全くと言っていい程ない。
                  ガイドブックは最初から一冊も持ってないし地図もない。
                  ロードスに着いたらすぐにサントリーニ行きに乗る予定だったので下調べは皆無だ。
                  あてどなく彷徨い歩き、次の船までここで生き抜かねばならないことが決定した。
                  僕は本当に嘗めてた。
                  どうにかなると。

                  ここから予定調和なき旅が始まる。

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                  とにかく大勢の人々が下船する。
                  とんでもなく強い潮風が吹き荒れている。
                  みんな目的があり、行くところがわかってるようだ。
                  次々とみんな迎えの車に乗り込んだ。
                  あれだけいた人々はすっかりいなくなり僕は一人ぼっちになった。

                  どこに町があるのか、どこに宿はあるのか、Wi-Fiはどこにあるのか、、それさえも全くわからない。
                  フェリーポートは随分と荒廃している。
                  ギリシャはかなり経済状況が悪いと聞いてはいたが、、不安で頭は支配される。
                  僕は二時間あまりも港でウロウロしてた、、、
                  くそ重たい荷物とともに。
                  沈む夕陽が本当にきれいだったのが救いだった。
                  夕陽の方角にも港があり、何と無くあっちは煌びやかに見えた。
                  だが港方面に宿はなかろう、セオリー的にだいたい少し山手の方だ。
                  その少し山手で僕は詰んでるわけだけど。

                  夜になるのは9時過ぎなのでありがたい。
                  肩が限界を迎えるが早く宿を探さないと、、、
                  足が重い、肩も重い、、、
                  一歩踏み出すごとに体力が削られる。
                  もうダメかもわからんね、、、、

                  町が広がってる場所を見つけたので進むもホテルはない。
                  あってもくそ高い。
                  店もかなり閉まってきた。
                  そしてとうとう夜が訪れる、、、

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                  そしてここにきて心が折れる出来事が、、、
                  首に下げたトルコ石がない、、、、
                  これは本当にトドメだった。
                  来た道をまた引き返し、探すも見つからない。
                  もう倒れ込んでしまいたいと何度も思った。
                  ほとほと困り果てた時に僕は何やら公園らしきものを見つける。
                  すでにすっかり夜だった。

                  なんだこの大きな壁は、、、、
                  僕の目の前にはただただ大きな城壁がある。
                  騎士の町ロードス島とはわずかばかりに聞いていた。
                  あのゲームのロードス島戦記の場所だ。
                  オスマントルコの侵攻を防ぐべく作られた難攻不落の巨大要塞ロードス。

                  だが今は城見物などしている場合じゃない、、、
                  しばらくうろうろし続けた、、、
                  しかしその城の向こうから何やら音がする、、、、

                  まさか、、、、城壁の中に町があるのでは、、、、?
                  日本でも古民家なんかを改装してお店があったりするし、、、
                  思えば我が国の昔の都だって囲いの中に町があったのだ、、
                  まぁ最悪中の原っぱかなんかで寝かせてもらおう、、、そう思って僕は中へと歩を進めたのだった。

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                  これがまさかの正解。
                  城壁の中に市街地がまるごと入っているじゃないか。
                  めちゃくちゃ巨大な要塞の中が旧市街地になっており、騎士の町は現在では服屋、サンダル屋、革細工、お土産にアクセサリーにレストランにカフェバーなどの店が所狭しと立ち並び、人が住み、大いに賑わっていた。
                  日本で言うところの御家人屋敷というところか?騎士達の家々は現在も有効的に使われていた。

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                  これは、、、、!!!!!
                  なんて面白いんだろう、、、、!!!!!!
                  文化財にこんな使い方があるなんて!!!!
                  本当に目が覚める想いだった。
                  発想がユニークすぎる!!
                  町はおおいに賑わっており、ものすごい活気でお祭り騒ぎだった。
                  観光資源の使い方として見習うところも多いにあると思う。

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                  大きな広場はもはやクラブと化していて、みんな騒ぎ踊り、飲んで食べておおはしゃぎである。
                  バカンスに世界中から人が集まってる様子だ。
                  しかしまずは宿を、、、宿を、、、、、

                  迷宮のような旧市街地はとにもかくにも小さな裏路地ばかりである。
                  メイン通りには宿はなかろう。あっても高いはず。

                  ゼェゼェ言いながらうろうろしてた僕にタクシーのおじちゃんが声をかけてくれた。
                  客引きではなく僕に宿のある場所を親切に教えてくれたのだ。
                  ここまできたら後少しだ!頑張って歩くんだ!と励ましてくれた。
                  彷徨い続けてようやくユースホステルを見つけることができた。
                  本当に何キロ歩いたことだろうか、、、、、
                  ようやく、、、荷物を下ろせる時が訪れたのだ、、、、

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                  オーナーと交渉。
                  何と一泊10ユーロ!!!
                  なんちゅー安さ!!!!!?
                  安さに惹きつけられてかなりの人が泊まっていた。
                  ただしWi-Fiはないのでこの先の情報は相変わらず皆無だ。

                  「ジャパニーズ、2日泊まって月曜の夕方にサントリーニ行きのブルースターラインに行けばいい。そうしなさい。それがベストだ」と彼は言う。

                  「何故ならば君が望むアネックスラインでは明日の深夜、土曜日のミッドナイト、つまり日曜のAM3:00になる。とてもハードだ。」

                  しかしここで約2日遅れは勘弁してもらいたい僕は一泊で強行する。
                  2ユーロ多く支払って真夜中まで荷物を預かってくれと頼んだ。
                  おじいちゃんオーナーは頑張りなさいと言ってくれた。
                  青い瞳の優しい人だった。
                  国を越えても人の優しさの温かさは変わらない。

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                  同じ部屋にはミュージシャンと体躯の大きな兄ちゃんが泊まってた。
                  簡単に自己紹介する。
                  僕はシュウだよ。と言うとそれジャパンのニックネーム?と聞くもんだからそうだよと答えた。
                  すると俺たちにもニックネームくれよ?と言う。

                  ミュージシャンにはウミガメとつけた。
                  顔が似てたから。
                  いい響きだ気に入った!と彼は喜んだ。
                  体躯の大きな兄ちゃんは俺は?と聞くので僕はゴリキチと名付けた。
                  いたく気に入っていたが2人ともめっさいびきがでかい。
                  こんなでかいの聞いた事無いってくらいに。

                  もうすっかり夜は暮れていた。
                  眠りに落ちそうな頭を揺り動かし宿探しで死ぬほど疲れていた足に再び喝を入れてカメラを持って町へ。
                  これは仕事、ダラダラなんてしてはいられないのだ。
                  より多くを吸収する為にはこの足を使うしかない。
                  「足で見る」という感覚。

                  誰かに勧められたでもなく、ガイド本やネットや地図を見た訳でもなく、全て自分の足だけが頼りな状況、、、
                  普通ならばとんでもない状況だ。
                  だが僕はソレを楽しんでみる事にした。
                  勘でしかないがリゾート地は治安がいい。
                  その勘は多少なり当たっていたと思う。

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                  とにかくあらゆる路地を隈無く歩き潰す。
                  あそこもここもいいぞ、、、僕はとにかく疲れも忘れて一心不乱に歩き潰した。
                  石畳の地面が容赦無く足を痛めつけるがそんなことはおかまいなしだ。
                  とにかく知らない場所を全部歩き、知ってる色に塗り替えた。
                  やがて頭の中に地図ができてくる。
                  数日後調べてわかったがこの旧市街地はホント迷宮ですごく有名なのだ。
                  確かにとんでもなく迷宮ではあった。

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                  とにかく歩き続けた。
                  路地裏だらけのこの町が僕の冒険心に火をつけた。
                  どこを切り取っても絵になる。
                  生活感と異国情緒の混じり合うこの町の感覚、、、
                  これこそこの旅に求めていたもんだ、、、、
                  生きた資料だ。

                  何時間もぐるぐる歩き潰していると現在入れる場所でわからないとこはないと思えるとこまできた。
                  不思議なもんだ。
                  つい何時間前はこの街の事を何も知らずに震えていたというのに。
                  どうにかなってしまうのだ。
                  僕はここで旅のやりかたの用なものを身につけた。

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                  途中で出会ったイタリアのボローニャから来たカップルに写真撮ってと声かけられる。
                  日本のかっこいい言葉教えてっていうんで「ご乱心でござる!!!」と「かたじけない!」を意味と一緒におしえてあげた。
                  ご乱心はクレイジーって意味だよっていうとすげー喜んで連呼してた。
                  なんとなく通じ合えるもんだ。
                  旅の目的地にイタリアも含まれているが本当に遠い遠い先のことに思えた。
                  まだまだ序章なのか、、、そう思うとあまりの内容の濃さに驚く、、、
                  もう何十日と旅したかのような充実感があるのだから。

                  何時間歩いただろう、日付は変わってもうすっかり真夜中である。
                  僕は一件のレストランの前に立つ。
                  テレビではサッカー中継が。
                  ワールドカップだ。

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                  店のおじさんが声かけてきた。
                  僕はチープフードありますか?って聞くとおじさんはにっこり笑った。

                  「pitaって知ってるか?ギリシャのファストフードだ。
                  安くてうまいぞ、2ユーロだ」と言う。
                  なんちゅー安さ!!!!!
                  チキンと豚の2個頼んだんだけどこれがものすごいボリューム!!!
                  ファンタオレンジつけてなんと5ユーロ!!!
                  しかも、、、、

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                  これがめちゃくちゃ美味しい!!!!!!
                  パリっと焼いた生地は中はモチッとしてて焼いたチキンと豚が入ってる。
                  野菜にトマト、マヨで味付けして最後に熱々のポテトを挟んでる!!
                  すっごいお得じゃないか!!!!

                  こうして僕はギリシャでのソウルフード、ギロピタに出会ったのだ。
                  そしてここロードス島の僕の大好きな人達、HERMES GRILL HOUSEの家族のみんなとのかけがえのない優しい優しい温かい出会いを果たしたのだった。

                  夜は更けり、クラブ騒ぎもひと段落した頃に僕は死んだように眠った。
                  クタクタだった、、、明日早起きできないんじゃないかってくらいに。
                  ロードス島の夜はおしゃれで面白くて最高だった。

                  そして明日も朝は早い、、、翌日真夜中の3時までの滞在はどんな物語が待っているのか、、、


                  続く

                  カステロリゾの奇跡!!!

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                    いよいよトルコを旅立つ時が来た。
                    ALIに最後に顔を出して堅い握手。
                    ありがとうALI、僕の初めてのトルコ人の友達よ。
                    またカシュに必ず来るぜと熱い約束を交わした。
                    出会いは本当に旅の大きな財産だと思う。
                    この先こんな出会いがあるかどうかはわからない、、
                    だが帰国日まで突き進んで行こう。

                    メイス島に向うフェリー会社のメイスエクスプレスの皆さんにまずはメラハバ!!
                    そしてつばーーサーーー!ではしゃいだ後に出国の手続きを交わす。
                    メイス島はものすごく近くともギリシャなのだ。

                    フェリーに荷物を乗せて僕はカシュの町をずっと眺めてた。
                    トルコの国旗がはためいてる。

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                    陽気で気持ちのいいトルコの人々の笑顔が眩しい。
                    みんな楽しそうに談笑しているフェリーの中でただ一人僕は泣いていた。
                    僕以外の人はみんな日帰りの人たちで、この船からトルコに最後の別れを告げるのは僕だけのようだ。

                    この日が来るのは分かってたけれど、、、
                    とうとう終わるのだ。
                    この慣れ親しんだ愛しいトルコでの日々が。
                    、、、終わってしまうのだ。

                    長いようで早く、、早いようで長かった、、、

                    色んなことを思い出す。
                    イスタンブールの空港で出会ったかけがえのない友達、こーちゃん。
                    はぐれてしまってから1人で練り歩き回ったイスタンブール。
                    孤独を慰めてくれた鯖サンド。
                    下ネタだらけの絨毯屋。
                    美しいブルーモスクにガラタ塔からの絶景、夜の街、高速バス、、、

                    そしてカッパドキア、、、
                    僕の人生でトップクラスの感動をくれた場所、、、
                    そしてこーちゃんとの再会にひとみんとアッコちゃんとの出会い、、、
                    バイクで走り回った時、感じたことのない自由さにもう感動しっぱなしだった、、、
                    そしてみんなで眺めたローズバレー、、、、そしてシェア飯、、、
                    洞窟ホテルで眠り、ギョレメで迎えた朝日、、、

                    そして気球ツアー、、、最高だった。それしか言えない。

                    グリーンツアーに奇岩窟、、そしてみんなとの別れ、、、、、

                    メトロバスのおっちゃん、、
                    パムッカレで人生で大切な色んなことを教えてくださったエイコさん、、、
                    優しさと心遣いと励ましをくれたWooさん、Evaさんの新婚の二人、、、
                    オズトルコホテルのみんなに地元の優しい人々、、、
                    パムッカレの夕日、、、、、

                    カシュの人々にダイビングスクールのみんなにコーチ、、、
                    一緒にツバーサーした人達、、、
                    そして僕の初めてのトルコ人の友達ALI、、、
                    そしてその家族、、、、

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                    色んな人達の顔を思い浮かべては涙する。
                    全てがいい思い出すぎて、、、、
                    トルコから離れたくないという想いで胸がいっぱいになる。
                    だけど行かなくちゃ。
                    出会えた優しい人達が背中を押してくれたから僕はギリシャに行けるんだ。
                    勇気を出さねば。
                    帰国したらトルコでもらった大切なものを作品にしよう。
                    そして心に刻もう。
                    大好きなメラハバの言葉と共に。

                    カシュがどんどん小さくなってゆく、、、、

                    ありがとうトルコ、、、、、、、
                    ありがとう、、、、、、、、、、、、、、、

                    、、、、、、、、、、。

                    そしてアイム イン ギリシャ!!!!!!

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                    船はすぐにメイス島についた。いや、カステロリゾ島と呼ぶべきか?
                    ついに神話の国に入国を果たしたのだ。
                    ここはトルコではないとすぐさま感じたのは建物だ。
                    カラフルでかわいい色をしている。

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                    入国審査で僕だけ少し長くかかった。
                    日帰りでなくここからギリシャを旅するからだ。
                    港に着いたらさっそく青の洞窟へのツアーを探す。
                    おじいちゃん船長が声をかけてきたのでそこにした。
                    老獪な操舵技術に期待しよう。
                    一時間後に来いよってんで先にブルースターラインのオフィスへ。
                    この先エーゲ海で随分世話になるフェリー会社である。

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                    サントリーニ島に行くためにロードス島に行きたいんだけど、、、
                    つたない英語で交渉する。
                    ここで痛い出来事が発覚。
                    僕がネットで調べた情報と出航日が違うのだ。
                    僕はロードス島についやらその足でサントリーニ行きの船に乗る予定だった、、、
                    やっちまった、、、

                    ロードス島に3日いろよ、月曜にうちの便が出るぜ?
                    もし早く行きたいならロードス島からアネックスラインに乗れ。
                    マイカンパニーじゃないけどな。
                    ただしそれなら土曜日の深夜、日曜のAM3:00の出発だ。
                    時間がかなり悪い。
                    チケットはロードス島で買え。
                    とおっちゃんは言う。

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                    月曜の夕方と比べたらだいぶ早く着くじゃないか!!
                    それで行かない手はない!
                    僕はロードス島へのチケットを買ってカステロリゾの町を散策することにした。
                    14時発の便だ。
                    これを逃せばまたさらに三日後である。
                    カステロリゾで3日はマジでやることがない、、、

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                    ここは小さな港町で、カシュからお越しの方はだいたい日帰り。
                    戻る船は16時であり、青の洞窟見たらやることなくて暇すぎたとの声をネットで拝見はした。
                    しかしこれがそうではない。

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                    港の裏側の海は本当にきれいだし、ギリシャ建築も本当に身になる。
                    実に面白い。

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                    僕には時間が足りない位だった。
                    港町というのはやはりよいものだ。
                    だがそれも1日あれば充分だろう。

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                    このイルカ像はこれからあちこちで見ることになる。
                    エーゲ海の象徴のようだ。

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                    散策もそこそこにまずは青の洞窟!!
                    実は僕はこれを見るためにカシュに来たのだった。
                    多くの人はパムッカレを見た後はマルマリスからロードス島に向かうのが一般的だ。
                    しかしこの知る人ぞ知る町をどうしても見たかったのだ。
                    なんせここは青の洞窟の中で泳げるのだ。
                    イタリアのカプリ島の青の洞窟は有名だが中で泳げるのはここしか知らない。
                    沖縄やクロアチアにもあるが僕はここがよかった。

                    まず知名度が低く観光雑誌にも載ってないので人が少ない。
                    これは本当にありがたい。
                    カプリ島に行ったわ人いっぱいで乗れないわなんてはなしはよく聞いていたのでこれは行くっきゃないだろ!と思ったのだ。
                    そして他の3カ所を巡った人がここが最高と評価していた。

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                    キャプテンの支持に従い、僕はちっこいモーターボートに乗り込む。
                    乗り合わせたのはバカンスに来てるイタリア人のファミリー。
                    計5人の船旅だ。
                    モーターボートはとんでもない速度で進み始めた。
                    頬に当たる風が気持ちいいを通り越して痛い。
                    何度もバウンドして船底にものすごい衝撃が走る。
                    ウゲッ!とかグフっ!とか声が漏れる。
                    お婆ちゃまが船酔いでダウン。
                    しかしボートは進む進む。
                    速度は更に増してゆく。
                    さすがJAPANのYAMAHAのボートだね!!

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                    そしてブルーケイブ到着!!!!
                    その時船長はとんでもなく僕を絶望に落とす一言を僕に告げた。
                    「今日は波が高いから中は泳いで行ってね。」

                    、、、、、、はい?

                    僕は当初、青の洞窟を撮るためだけにカシュへ来た。
                    なのにマジか!!!?
                    カメラなしとか、、、、オーマイガー、、、、、、

                    そしてみんな飛び込んでブルーケイブへ。
                    僕はサーフボードなしで泳ぐのは数年ぶりなのでどんなんやったかなーと思い出しながら泳ぐ。
                    うまく進まない。

                    「おい!ジャパニーズ!大丈夫か!?溺れてるのか!!?」

                    どうやら久しぶりすぎて溺れてるように見えるようだ。
                    普通に頑張って泳いでるだけなんだが、、、

                    「あいむおーけー!!」

                    その時だ、僕は足がつってしまった。
                    焦った。
                    準備体操せにゃならんかったな、、と思いながら水中へと潜って自分の足を充分にほぐす。

                    それがまたさらに溺れてるように見えたようで。。。
                    ビート板を持ったクルーザーに乗ってたおばちゃんに引き上げられた。

                    「大丈夫かジャパニーズ!!泳げないなら行くんじゃない!」
                    と叱られる。

                    足がプロブレム!
                    でも今はノープロブレムさキャプテン!
                    行かせてくれ!僕は泳げる!
                    と言うのだが答えは何度いってもノー。
                    いかに僕が行きたいか言ってもノーだった。
                    あまりの絶望に僕はマジ泣きし、ただでさえ撫で肩な肩を落としたのだった。
                    みんなが船へと戻りイタリア人の奥さんは僕を慰めてくれる。
                    しかし僕の絶望は駿河湾より深い。

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                    そんな僕を見かねたキャプテンがこう言った。

                    「オーケー、フレンド。
                    俺がスペシャルテクニックを見せてやる。
                    いいか、これはとても特別なんだ。
                    お前を笑顔にしてやる。」

                    僕は???状態だった。
                    奥さんが「あなたのおかげで船で中に入れるのよ!」と言う。
                    僕は大声で歓喜してキャプテンに全力でお礼を言った。

                    波の上下のタイミングを狙うキャプテン。
                    僕たちはみんな足を絡めあって寝そべる。
                    けして頭を上げてはならない。
                    いつものコンディションよりもはるかに今日は難しいという。

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                    静寂が続く、、、
                    下にググッと波が下がった瞬間、グオオオオオオ!!!!とボートが一瞬で超加速した!!
                    視界は青空から一気に洞窟の天井部に変わる。
                    天井が不思議な青に染まり始める。
                    さらに頭を下げろ!とキャプテンは言う。
                    もうこれ以上下げられない、、、あとは目をつぶって祈るのみ、、、

                    船は止まった、、、、

                    そして仰向けの僕に飛び込んできた景色は、、、、


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                    言葉にならないほどの美しさを秘めた青の色だった、、、、、、、。


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                    奇跡だ、、、カステロリゾの奇跡がここにある、、、。

                    あまりの美しさに死んだのかと思った。
                    どうしてこんな風になるのか、、、、、、、、
                    なんという神秘なんだろう、、、
                    僕が見たどんな青よりも深く透明で例えようのない青、、、
                    最高だった、、最高すぎた。
                    僕は泣いた。

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                    僕の想像をはるかに越えて美しい、、、

                    写真では伝えきれない美しさ、、、

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                    ため息がこぼれる、、、

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                    この時の高揚感は本当に忘れる事ができない。

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                    キャプテンはこう言った。

                    「その笑顔が見たかったんだフレンド。」

                    あなたの船に乗れて僕は幸せだよキャプテン!!!

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                    オーバーハッピーなヤツだな、だが最高の笑顔だ!とキャプテンは言った。

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                    もしこの島に訪れたら入国審査場所から一番近いツアー会社をおすすめしたい。
                    彼は最高のキャプテンだ!!!!

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                    そして神秘の体験から帰った僕はロードス島へ向かう船に行く。
                    2時発の船だというが来ない、、、待てど暮らせど。
                    なんでも1時間は遅れてるから飯食ってこいよとのこと。

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                    僕はキャプテンの船の乗船口でもあるカフェレストランに行く。
                    そしてそこでユーロ圏の手厳しい洗礼をうけたのだった。
                    なんでこの店、値段がないの、、?

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                    ギリシャ語でもかろうじて読める文字がいくつかある。
                    アルファベットも含まれてるので。
                    おそらくこれがギリシャ料理のムサカだ!と思いムサカを注文。
                    サラダは?ブレッドは??と聞かれたのでノーサラダノーブレッドと言った。
                    あとはカプチーノを注文。

                    そして悲劇は起こる。

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                    頼んでないのだがサラダとパンが来た。
                    おお、何というサービス!
                    サラダはギリシャの郷土料理のグリークサラダってやつだ。
                    ヤギのチーズで食べる。
                    ムサカはグラタンのマカロニがナスになったもの。
                    ナス大好きなのですこぶる嬉しい。
                    しかし味は、、まぁまぁの店なのかな、、、

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                    そしてお会計。
                    27ユーロになりまーす。

                    はいいいいいいいいい!!!?
                    三千円超えとる!!!

                    いや、待ってよ!
                    俺はムサカとカプチーノしか食べてないぜ!?
                    サラダとパン代もしっかり含まれとる!!!!

                    とんでもない授業料を払わされ、僕はひとつ学習をした、、、
                    そして僕はチープフードで生き抜いてみせると誓ったのだった。
                    恐るべきリゾート価格、、、恐るべきユーロ圏、、、、、
                    死ぬほどトルコに帰りたくなる。

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                    そして一時間半もの遅れでロードス島への船は出発したのだった。

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                    ふと海を見るとまたカシュの町が見えてきた。
                    郷愁にも似た感覚が胸に広がる。
                    まるでいってらっしゃいって言ってるみたいにカシュの海は優しく凪いでいた、、、
                    いってきます、、!

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                    エーゲ海の長い長い航海の旅はこうして始まった。
                    見送ってくれるかのようにずっとトルコが見えていた。
                    見えなくなるまでずっと眺めていた、、、


                    次回、騎士の要塞 ロードス島へと続く!!!

                    さらば友よ、さらばトルコよ

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                      カシュで迎える初めての朝。
                      僕は早起きをして心の準備を整えていた。

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                      なんせ初めてのダイビング体験なのだ。
                      しかも海外。
                      エーゲ海でダイビング初トライとは何とも贅沢な話である。
                      国内よりずっと安いし最高だ。

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                      ツアー会社に行くなり「私はトルコの日本のサムライデスカー!!?」というすっとんきょうな挨拶が飛び込んでくる。
                      彼もまたこーちゃんから紹介してもらったゆかいなトルコ人である。
                      ツアー会社の責任者である。
                      そして港へと向かい、船に向かい、ダイビングポイントへ。
                      いよいよ潜るのだ。
                      底知れぬ不安がおもたーくのしかかる。
                      耳抜きはできるのか、パニックになったらどうしよう、息はだいぶ苦しいのか、、、などなどかんがえる。

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                      (遠くから見たカシュ。小さな街だ。)

                      だが考えたとこで無駄なのだ。
                      やってみなくちゃわからない。
                      それは英語もバックパッカーの旅もまた同じ。
                      いくら予習を重ねても体験をせねばどうにもならない。
                      体験を経て経験になるのだ。
                      これこそこの旅で得た最大の教訓なのだ。

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                      重たいボンベ、ぎっちぎちのウエットスーツ、フィンを足につけ、レギュレーターを口に含む。
                      当たり前だけどダイビングのコーチは英語で説明する。
                      前日にこーちゃんから細かいレクチャーを受けておいて良かった、、、
                      コーチは何やらイケメンだ。
                      船がダイビングポイントについた。
                      いよいよこの時が来たのだ、、、、
                      前に踏み出すようにエントリー、、、!!!

                      ざぶーん!!!!!
                      思ったより息苦しいものの海の中は浮遊感ですこぶる気持ちいい!!!
                      そして、、目を疑うような透明感である。
                      僕はそっこーで感動のドツボにはまってしまった。

                      小さな魚達が泳いでる。
                      指を近づけるとシュッと小さくなるイソギンチャクに、僕が近くにいても動じない大きな魚もいる。
                      これが海の中の世界なのか、、、、
                      僕は未体験の世界に驚かされっぱなしであった。
                      水中カメラがあればなぁ、、、、

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                      コーチは小さい石をもって海底の石をコンコンコンコンと叩く。
                      すると小さな魚達が群れで飛び出してくる。
                      これがダイビングの世界か、、、
                      兄が何回かやってたがようやく気持ちがわかった気がした。
                      何せ美しすぎるのだ、、、
                      海面から差す光の美しさが今も忘れられない。

                      ボンベの酸素がなくなって浮上する。僕はコーチに握手と感謝を告げて船へ戻った。
                      船の向こうにはメイス島が見える。
                      あそこはもうギリシャなのだ。

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                      かつてトルコ領だった頃はメイス島と呼ばれ、現在ギリシャではカステロリゾ島と呼ばれている。
                      メイスはトルコで目、カシュは眉毛、という意味があるのだそう。
                      つまりそれほど近いということだ。

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                      たそがれのお姉ちゃん。
                      記念写真のお返しにモデルになってくれた。

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                      日本の観光本なんかではまだあんまし紹介されてないので知らない人も多い。
                      ここには青の洞窟があり、世界で唯一中で泳げる場所なのだ。
                      トルコから日帰りで行くのが一般的なのだが僕はここからギリシャへと進路を取る。

                      さぁカシュ最終日を楽しもう。

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                      僕はこの小さな港町がすごく好きになってた。

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                      ここではボートは車と同じくらい重要な交通手段だ。

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                      僕はATES PENSIONに、こーちゃんはANIに泊まってた。
                      ここ朝飯がうまかったなぁ、、、

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                      宿の近くの円形劇場遺跡に向かう。
                      崖を登ると夕日がきれいに見えそうな場所についた。
                      どこから来たのか分からない大きな野良犬に懐かれて共に夕日を眺めた。

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                      これからも野良犬には何かと縁のある旅路となる。

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                      日は沈みカシュの街に夜が訪れる。
                      今宵もラマダン明けで盛り上がるであろう。

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                      これがトルコ最後の夜なのだ、、、
                      心して目に焼き付けた。

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                      ガイド本もねぇ、英語もろくにできねぇ、日本でしてきた下調べは次のカステロリゾ島までしかしてねぇ、、
                      そしてここからは友達も頼れる人もいない、、、
                      たとえ一緒にいなくとも同じ国で友達が旅をしているというだけで随分心強かった。
                      それも明日までである。
                      ここからが長い長い本当の一人旅の始まりだ。
                      何から何まで自分でどうにかせねば。

                      崖を下って円形劇場に行くと劇団の人が宣伝写真を撮影してた。
                      女優さんも俳優さんもノリノリで撮影させてくれた。

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                      オレンジの灯りで劇場は染まってた。

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                      星を撮る。

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                      しばらくぼけーっと、、、

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                      それにしても、、、
                      僕には旅先の現地の友達を作るなんて無理ではないか?
                      僕はそもそも友達を作りにきたわけではない、、、だけども、、、。
                      なんと言うかここでしか得ることができないこと、日本では得難いこと、それはまさに人と人の出会いではなかろうか、、?

                      そんなこと思ってた矢先の出来事だ。

                      歩き慣れた大通り(小さいけど)にある富士フイルムの店を発見する。
                      SDカードでも買っておくか、、、なんて思って何の気なしにふらりと立ち寄った店で僕は初めてのトルコ人の友達を得ることになるのだった。

                      スキンヘッドのイカつめの店主が一人。
                      これちょうだい?と僕は彼にSDを差し出す。
                      日本人か?と聞く店主。
                      男の名前はALI。
                      そうだよと応えるとイカつい顔がほころんで富士フイルムも日本だ!なんて言う。
                      名前を聞かれたのでシュウだよというと彼はしきりにシュー!!シュー!!!と僕を呼ぶ。

                      シュー!!これ見ろ!!!すごいフラッシュなんだぜ!
                      ベリーエクスペンシブ!!!
                      シュー!!!このカメラの日本での値段を調べてくれ!!!
                      シュー!!!!シュー!!!!!

                      彼は大忙しにあれこれ言う。

                      何だこいつ?って思ったが何やら面白いヤツだ!と思った。
                      そしてそこからはカメラ談義だ。
                      僕の愛機のom-dがいたく気に入ったようだった。
                      とにかく撮る。撮る。
                      ペンタックスのQを見せたら小さいのに一眼かって驚いてたっけなぁ。



                      自分の自慢のレンズの価格が気になるみたいで彼はシュー!!!!とせっつく。
                      下の店にチャイを持ってこい!!と頼んだりシューシュー叫んだり何かと快活でバカみたいに明るいヤツだ。
                      とてもいい人だ。
                      最初こそなんだこいつと思ったが楽しくなってきた。

                      シュー!!!!武士っぽく撮ろう!!!!
                      おそらく龍馬の写真を見たんだろうなぁ、、、
                      巨大フラッシュでそれらしく撮る。
                      イケメン顔になるアランがおかしくて笑ってしまう。
                      途中でアリの知り合いらしき子供が来てブルトゥースのスピーカーの使い方がわかんねぇ助けてジャパニーズってきたり。
                      何だかにぎやかな夜だった。
                      しかしまだまだ夜は続く。

                      そう言えば写真屋ってバックアップできるんだろうか?とふと思い聞いてみる。
                      DVDを取り出して作業にかかるもものすごく時間がかかってしまう、、、。
                      アランは僕が撮ってきた写真をまじまじと見つめて感心しており、ふいにこう言った。

                      シュー!!DVDだとあと数時間はかかる。
                      この2テラのハードディスクならあっという間だ。
                      しかしこのハードディスクは高い、、、。
                      そこでシューに写真の腕を見込んで頼みがある。
                      このハードディスクを60TLで売ろう。
                      だがその代わりに来年にオープンする俺の兄貴のリゾートホテルの写真をシューにとって欲しいんだ。

                      と彼は言う。
                      交渉成立だ。
                      何せバリバリ半額以下だ。
                      ありがたい話だった。
                      それにこんなに写真をかってくれるというのは恐れ多くもあるが嬉しいもんである。

                      アリのスクーターにまたがってお兄さんのホテルへと向かう。
                      2人して途中で奇声を発しながらはしゃいで行く。
                      ついたホテルはとんでもなくお金持ちな感じのホテルでかなり面喰らった。
                      マジかよ、、、こんないいとこ撮るんかよ、、、
                      だがアランはそんな心中はおかまいなしである。

                      P7040840-w.jpg

                      こうなりゃ楽しんでやるっきゃないな。
                      そう思った僕はあれこれ指示を出してテキパキと写真を撮り出した。
                      日本人にはジャグジーの画像をみたら「つかりてぇ!」て思うからここも撮っておこうとか、カーテンや椅子の位置だとかそこのライトは消してここつけろとか、トイレは大事!とかとにかく生意気にもあれこれ指示を出した。
                      あくまでも「僕がこの部屋を描くならこう描く」という考えでしか構図を見出せないので実際のところ写真のことや販売促進な見せ方なんかはこれっぽっちもわからない。

                      P7040886-w.jpg

                      プールもあるし眺めもいい。
                      すげーいいホテルだ。
                      高級リゾートホテル感がすごいが実際にはそこまで高くないってのがいい。
                      アリの兄さんはカーディーラーでもあるし、カシュのオトガルのえらいさんでもありホテルのオーナーでもある。
                      何者だよって感じだ。
                      一見無愛想なんだけどでもとてもいい人。

                      P7040915-w.jpg

                      奥さんがフルーツを切って持ってきてくれた。
                      娘さんはとってもシャイな小学生、だけどあれこれ手伝ってくれた。
                      こんな遠くに来て撮影頼まれるなんて誰が想像しただろうか。
                      昨日までの僕よ、どうやら旅は何が起こるかわかんねぇぞ。

                      シュー、何で君は一人で来たのだい?どうして彼女と来ないんだい?とお兄さん。
                      僕も現在までに色んなとこを旅して来たが確かにリゾート地では一人旅は珍しいし、だいたいカップルとか女の子同士なのだ。
                      彼女作れよ!?
                      トルコ人はだいたいみんなこう言う。
                      次はお嫁さんと来いよ!すごい安くしてやるから!!
                      そんな約束を取り交わした。
                      ラマダン明けのカシュはまだ賑やかなお祭り騒ぎ。
                      アリはラマダンでも飯食うし飲んでるぜガハハハハと笑ってたっけ。
                      ろくでもないヤツだが最高にいいヤツだ。

                      P7040904-w.jpg

                      そして僕は宿へと帰る。
                      必ずまた来るよ僕の初めてのトルコの友達に会いに。
                      アリも同じことを言った。

                      そして最後に手を合わせて「アリガタ、アリガタ。」

                      ありがとうだよって言ったんだけどアリはアリガタアリガタが気に入ったみたいだ。

                      出会ってから何回も聞いたアリガタが今はとても恋しい。
                      よくアリのアリガタを思い出した。

                      ALI、ARIGATA  ARIGATA!!!!
                      See you again ! in KAS!!!!!

                      そして旅はいよいよギリシャ編へと突入する。

                      ーーーーーーーーーー

                      写真の選定をしてたらアリから連絡が来た。
                      早くカシュに来いだとさ。

                      必ず行くぜ友よ。


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