シップレックビーチ!!!

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    ザキントス二日目の午後。
    ようやく待ちに待った船が来た。
    遅れること一時間である。
    ギリシャタイマーはここでも健在だ。
    基本的に乗り物は遅れて来るもんらしい。

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    船に乗り込んだらもちろんデッキに登るのが松倉さん。
    潮風を身体中で感じるのが大好きなのだ。
    ツアー参加者は全員で30人といったとこか。

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    日本人の女の子が一人参加していたのだが昨日の3人のうちの一人じゃないか。
    話しかけてみようかとも思ったが僕の脳は完全にシップレックモードだったのでやめといた。
    思う存分にシャッターを切りたいのだ。
    もひとつ言うと彼らは行き道のフェリーにゴミをほったらかしてったので、何と無く同じ日本人として嫌だったってのもある。
    いつだって大和魂

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    船は1時間以上走った。
    ザキントスは本当にけっこうでかい。
    完全勘違いして来てしまったがレンタルスクーターの燃料を使い切ってもまだ足りない程でっかい。
    ひたすら海にいい感じに切られた岸壁が続く。

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    海は青く空は青い、、、

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    もうこのあたりのはず、、、というのがわかってくる。
    なんせ海岸線を横目で見ながら往復共にひたすらバイクで走ったのだから嫌でもわかるってなもんだ。
    それにしても最高の道のりだった、、、我が人生トップクラスの、、、願わくば愛車で走りたかった。

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    ここもブルーケイブがあるのだ。

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    この上をディンゴで駆けたのだ。

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    この丘からの景色は最高の眺めだった。海からもまた最高だった。

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    途中で船の金具がバッキーーーン!!!と外れて女の子の頭に当たるというハプニングがあった。
    これは痛いぞ、、、僕も駆け寄って頭をみたら内出血してる。
    船員は「ノープロブレム、、」とか言うもんだから、、、

    「いやノープロブレムじゃねーよ!!てかお前が言うなや!!!」
    「全然プロブレムやんけ!!!まず謝れや!!!!」
    とつい日本語で叫んでしまった。

    この会社、なにかとダメダメすぎるのである。
    出航にどんだけ遅れてんだって。
    このあと何度も腹たつことになる。
    彼らも他の機関もまず遅れて来ても絶対謝ったりはしない。
    悪びれたりもしない。
    日本じゃ大騒ぎだぜおい。
    時間はともかくたんこぶできてるやんけ!!!!
    それにしても他の客や女の子も文句言わないのでこちらとしても何にも言えなくなる、、、

    まぁ僕の叫びも虚しく船は何事もなかったように進んだ。
    問題はないように見えた。

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    ブルーケイブを通り過ぎていよいよ僕が数時間前にいた高さ100mの岩壁が見える。

    見えた!!!シップレックだ!!!!

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    うひょおおおおお!!!

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    とうとうあのシップレックの水色のビーチへと上陸するのだ!!

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    しかしここで問題発生、、、なんとあの外れた金具は上陸する時の架け橋の部品だった、、、
    上陸がかなり困難だ!!

    何人かは向こう岸へと降りてったのだが水圧でさらに金具はぶっ飛び、僕の目の前で橋はグラグラになり使えなくなってしまった、、、
    ここまできて上陸できないなどあってたまるか!!!
    そもそも向こう岸にたどり着けた人はどうすんじゃい!!

    普通に船から飛んで降りたらいいのでは??
    みんなそう思うと思う。
    僕もそう思ってた。
    だがしかしこのビーチはいきなりズドン!と底が見えないくらいめちゃくちゃ深いのだ。
    こんな近くに大型の船が寄せられるのだから当然と言えば当然だが。

    飛び込めば頭の先まで濡れるのは間違いない。
    そんな程度の深さではない。
    それはつまり、、、

    カメラを持っていけない!!!!?

    2人程飛び込んでいったが、、、
    時間だけが無意味にすぎていく、、僕はヤキモキし、イライラしとんでもない怒りに満ちていた。
    他の客もまたしかりである。
    このままじゃツアー終了である。
    僕は船員に頼んでありったけのビニールをくれ!とせがむ。

    何の為に来た?
    目の前にロマンがあるのだ、やるべきことは一つだろうが!!

    そしてカメラを包み、、、服をきたまま、、、、

    おりゃあああああああ!!!!!

    ドボーーーーーーン!!!!!!!!!

    うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!

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    泳いで上陸成功。
    カメラも無事である!!!
    先に上陸してた人達がえらく面食らってた。
    このために来たのだからやむおえんのだ。
    手段があるなら迷うことなくそれを選ぶ。
    ちなみに僕の上陸からものの五分くらいで橋は応急処置がすんだと後から聞いた。
    このクソ会社め。

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    そこからはもう一心不乱に船の周りを走り回りながら撮影しまくる。
    なんというロマン、、、なんというかっこよさ、、、、、
    青い海、ビーチ、朽ちた人工物、、、もうほんと最高だった!!!!
    僕もポルコの真似してエディット・ピアフ聞いたよ。
    いい気分すぎて死ぬかと思った。

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    もう海が青くて青くて、、、なんでしょねこの色は。
    そして波の勢いがすごく強い!
    それがまたいいのだ。
    もう僕は
    すでにずぶ濡れなので濡れたところで全然構わない。

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    僕が数時間前いた絶壁は下から見るより上から見下ろした方がずっと何倍も高く見えた。
    下から見れば100mには見えないから不思議だ。
    ギリシャの日差しは本当に痛いくらいだ。
    だがとても乾燥してるのでカラッとしていてちっとも不快ではない。

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    砂に足を取られてなかなかうまく歩けない。
    ズボッズボッと勢いよく駆ければ指の間に砂が入ってなんとも愉快な感触を楽しめる。
    あぁなんと楽しいのだろう、、、

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    このフォルム、、、この風化具合、、、折れた船体、、、、
    超ロマンですよこいつは!!!
    朽ちた人工物の歴史に悲劇さがないってのはこれまたいいもんです。
    死人が出なかったこの船もそうだし使う事無かった軍事要塞の成れの果てとか。
    恐ろしい兵器さえも錆びて苔におおわれた時には時間が禍々しさを洗い流してくれてとても平和なものに見えてくる、、、
    時間が作り上げたロマン、、、いいもんです。

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    紅の豚とラピュタを同時に味わったかのような気分だった。
    僕の中の少年はもう発狂寸前でしたよ。
    うほほほほーい!!!って。
    これこそがロマンフル!!!
    もう本当に幸せすぎました。

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    ぐるぐるぐるぐる何度も周りを走って撮りました。
    でも他のみんなあんまし関心がないのね、、、
    だったらどいて欲しいな、、、なんて思ったり、、、、、
    あとタバコすって捨てんのやめてほしいな、、、、

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    そんなこんなで時間は終了。
    時間が全然足りなかった、、、、。

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    船はブルーケイブに引き返す。
    こっからは泳いで青の洞窟まで行ってねーとのことだったがもう泳いでくのはこりごりだ、、、
    カステロリゾでキャプテンがくれたあの青が僕の最高のブルーケイブだ。

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    そして船はザキントス港へと引き返す。
    このイオニアの海もまた僕に忘れられない感動を与えてくれた、、、
    帰りにこの島一番のパノラマビューってカフェに行った。
    道にうんざりするほど看板が出てたんで。

    そこのマスターだかなんかに何故かキレられた。
    荷物でかいのが入ってくんなって感じのようだ。
    うるせーボケ!!!と日本語で返す。
    僕もこの旅でずいぶん図太く強くなったもんだ。

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    バイトの子が「こっちならあいつに見られないからおいでよ」と通してくれた。
    まぁ普通の景色だ。
    夜はかなり雰囲気よさげだ。
    だがオーナーはクソだ。
    帰りにトイレ借りたぜヒャッハー!って言って帰った。
    怒声を背中に浴びてレンタルバイクを返しにいく。

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    お店のお姉ちゃんに手厚く礼を告げる。
    最高の思い出になったよ、、、またきっと来るから、、、、
    ありがとうホワイトディンゴ、、、この島でたった一人の僕の友達、、、、、、
    125ccのくせに馬力なくて助走なしだと坂道30キロしか出ない僕の相棒、、、、、、
    本当に最高だった、、、自由だった、、、、、
    思い出すだけで泣けてくる程に。

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    前の日の晩ご飯に来たレストランでこの日も食事。
    ギリシャのグリークサラダにパスタを頼む。
    ウェイターが「よぉまた会ったな!この席にしろよ!」と通してくれた。
    「この席からだとあのかわいこちゃんがよく見えるぜ★」って。
    そしてグァバジュースにパンをサービスしてくれた。
    「うまそうに食べてくれるからな、サービスだ!」とのこと。
    ギリシャの人はなぜにこうも温かいのだろう、、、、

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    ご飯を食べたらば宿探しだ!
    もう相棒はいない。自分の足で重たい荷物を背負い歩くしかない。
    港近くに安い宿はないので2.1キロ離れた宿をチョイス。

    これが宿探し史上最大の試練になることを僕はまだ知らなかったのだ、、、、、、


    つづく

    ポルコ・ロッソのアジト!!!

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      ザキントス二日目の朝。
      シェリル・クロウに似た宿の人に無理を言ってアーリーチェックさせていただく。
      シップレックビーチに行くんだと言うと遠いわよ?とのこと。問題ない。
      あそこにはあなたにとって最高のロマンが眠ってるのね?と言うシェリル。
      階段を降りるとバイクという相棒が待っている、、、この嬉しさ、心強さ、、最高にうれしいもんである。
      ホワイトディンゴに跨る。見送られながらそして始動、、、、

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      この日の目的地は一つ、、厳密に言うと二つである。
      何言ってんだ??と思われると思うが一つで二つなのだ。
      それはおいおい写真を見ていただくとわかると思う。
      第一の目的地はシップレックビーチビュー。
      僕はこいつが見たくてたまらなかったのだ!
      トルコのタバコの密輸船がそのビーチに座礁して船を捨てて行ったというのだ。
      朽ち果てた人工物に目がない僕なのだがここはもう一つこの心を駆り立ててやまないものがある、、、

      そう、ここはルパン三世にも並ぶ僕の永遠の憧れ、、、「紅の豚」のポルコ•ロッソが飛行機を隠してたあのアジトの場所のモデル地なのだという!!!

      もうね、、、大好きなんですよ紅の豚、、、
      超男のロマン、、、
      僕がタバコをやめるのが1番辛かったのはポルコやルパンのよなしぶ〜い憧れから遠のいてしまう気がしたからでした。
      とにかくポルコ、、超かっけぇっすよね、、、

      当初、僕の旅の予定はチェコのプラハから始まるつもりだったんです。
      プラハから南下してイタリア、船でクロアチアに渡りベオグラード鉄道でハンガリーに行く予定だった。
      それを変更するに至ったのはカッパドキアの気球とこのシップレックビーチビューなのでした。
      そしてそれは本当に大正解だった。
      最高の旅路の順路だったと思う。

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      イオニア海の湾岸を眺めながらどんどんと標高を上げて走っていく。
      地図の大通りと現実のギャップなんかで早々に一時間も迷ったりもした、、。
      ザキントスタウンから少し離れれば何も無い山道やオリーブ畑が続き、時折小さな村やガソリンスタンドが出てくる。
      道を尋ねるがこの島では英語はなかなか通じない。
      ギリシャ語は皆目わからない。
      とにかく思うがまま走るしかない。

      身振り手振りでここからひたすら真っ直ぐ行くんだよって教わった場所にどうにかたどり着く。
      快活な一本道が続いてゆく、、、、途中にも絶景がやたらと出てくる、、、、、
      道程でこんなにも最高なのか、、、僕はシップレックに着いたらどうなるんだと思った、、、
      イオニアの海は僕の冒険を最高に彩ってくれた。
      こんなにも気持ちいい道はなかなかない。

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      ただの坂でもこの晴天と海があればそれだけで最高の景色になる。

      途中から一本道は分岐し出して山路へと突入する。
      ここからがまた難しい。
      途中で小さな小さな集落に幾つか出会う。
      お土産用のウミガメ模様の玄関マットがいくつも飾られていた。
      どこまでものどかで時間が止まったかのような静けさが何ともいい、、、。
      ゆっくりとした時間が流れている素敵な村だった。

      地図を広げてると現地の人がわっと集まって色々教えてくれた。
      僕は手を合わせてお礼を言う。
      これ、すごく日本的で喜ばれるのだ。
      そしてポーカーしてるじっちゃんにここがシップレックビーチビューだよと教わった場所に着く、、、
      全部で二時間はかかった。
      ザキントスは思ってた以上に本当にでかい。

      駐車場には僕以外には一組だけだった。
      記念撮影をしている、、、
      あそこが展望所か、、、、、、

      いよいよ、、、憧れのアジトとご対面!!!!!

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      ここがポルコの隠れアジトのモデルとされるシップレックビーチビューである!!!!

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      この青さ、、、、

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      すげぇ、、、
      ものすごい高さである、、、
      ん???しかし、、、
      僕が見た写真のアングルとまるで違う。

      これはこの展望所が最高のポイントではない!!と推測。
      展望所以外は崖になるのだが思いのほか緩やかだったり人の歩いた形跡が見て取れる。
      これは絶景探ししかあるまい!!!
      僕は柵からはみ出して辺りを散策する。
      誰も何も言わないのでよいのだろう。

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      ここでもない、、、

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      ここでもないが、、、、

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      何て美しさだろうか、、、、、

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      渦巻いておる。

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      ここのアングルは面白かった!
      シップレックビーチの裏側。ここまで来た人いるんかなー。
      マンマユート団はここをよじ登ったんかい、、、
      そしてカーティスはここをジャンプして飛び降りたんか、、、、
      死ぬわ普通に!!!
      これ以上は落ちてしまいそうなとこまで崖を下ったがベストアングルは見つからなかった。

      そして崖の影がどうしても気になる。
      シップを日向にばっちり入れて撮影したいのだ。
      それにしてもクソ熱い、、、
      こりゃ太陽と我慢比べである。
      これが後にとんでもない悲劇を招くのだが、、、

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      下のビーチにはもうすでにわんさか人が集まって来た。
      そう、もう一つの目的地というのは何を隠そうこのビーチである。
      シップレックビーチビューは上から眺めた光景であり、ここからビーチへ降りることは不可能である。
      シップレックビーチに上陸できる手段はただ一つ、ザキントス港へ引き返して現地ツアーに申し込み、船で乗り込むというルートである。

      ポルコが飛行艇を島に着陸させた時の上からのアングル、、、
      そしてビーチに降り立つ時の海からのシップレックビーチ、、、、
      さらにはビーチから見る海の景色、、、、
      この3シーンが全部味わえてしまうのだ!!!!
      これは紅の豚ファンならたまらん贅沢コースだ。
      ツアーは午前と午後があるが、午後は一時半からである。

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      午前のツアーの船がわんさかとビーチへ上陸する。
      とんでもない数だ、、、僕が上陸するときにこんなにもいたら嫌だなあ、、、、
      僕は絶景ポイントを探すべく崖を何度も下っては登り、また下ってく。
      東尋坊よりも全然高い、、。
      うひょおおおおおおお!!!!
      高所恐怖症の人は絶対に来ちゃならん。

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      ここやー!!!!
      この角度が最高にいいいいいいい!!!!!
      僕はここで船が日向に出るのを待つことにした。

      そして正午過ぎに見た景色がこれだ、、、

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      何という絶景、、、、
      何という男のロマン、、、、
      もう泣くか笑うしかないんだな、、、、
      僕は何度も何度も「帰らざる日々」を聞いて悦に浸った、、、
      最高すぎた、、、この旅のトップクラスの感動がそこにはあった、、、、
      本当に、、、本当に最高すぎた、、、、

      https://www.youtube.com/watch?v=muYphg7xqtI

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      そして僕はザキントス港へすごい速度で引き返す。

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      ザキントス港へたどり着いたのは1時25分、、、、、、
      僕はシップレックビーチツアーに間に合わなかった、、、、、、、
      しかしここで奇跡は起こる。
      ツアー会社の一つが午前のツアーから戻るのにとんでもなく遅れているとのことだった。

      そして僕はシップレックビーチへと赴くのだった、、、、

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      つづく

      彷徨うアテネの夜、そしてザキントス島へ!

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        ※たまに勘違いさせてしまってる方もおりますので最初に注意書き。
         僕は帰国してこの日記をアップロードしております。
         文章は旅の途中で書いてますが編集や写真の選定は日本でしています。
         6/26〜8/8の世界放浪日記になります。
         あと旅先で色んな方と出会い旅を共にしますが偶然による出会いであり日本を発った最初から一人旅です。
         
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        今回の日記はアテネ→ザキントスと文字多めです。
        アテネは夜と早朝しか滞在しておらずカメラが心配でしたので写真なしです。
        写真だけ見たい方は下にスクロールして見てください。
        今回はザキントス港と何でも無い山道の何でもない写真です。

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        美しすぎたエーゲ海に別れを告げて数時間。
        僕は何度も世話になったブルースターラインの船に別れを告げてヨーロッパ本土の地に降り立った。

        アテネに着いてすぐ思ったのは海が汚いということ、、エーゲ海との違いに驚きを隠せない、、、そしてやけに荒廃している、、、グラフティが書かれてない壁を探す方が難しい。
        下手くそなのばかりでうまいグラフティは見なかった。
        ヨーロッパのクオリティの高いグラフティに出会えるのかも楽しみの一つ。
        失業率50%という問題やスト、とにかく現在のアテネは大変治安がよろしくないので気をつけるようにと方々で言われて来た。
        確かにあちこちシャッター街である。
        ガラスは割れコンクリは荒れている、、メインストリートから一本別の筋に入ればどこもそんな景色だった。
        バルカン半島はまだ世界の火薬庫なのだろうか、、、

        これが聖闘士星矢でおなじみのアテネなのか、、、!?
        だがしかしカシオスみたいな奴はいっぱいいる。

        だがびびってばかりはいられない。
        何せこの町で宿を探さなきゃならないのだ。
        まずは地下鉄だ。
        乗り換えもある。
        だが大丈夫!東京の地下鉄より難しい場所なんかない!!

        しかしいきなり地下鉄が見つからない、、、、

        その辺にいるおじさんに道を聞く。
        あっちだよという方向にフラフラ、、、だが地下鉄はない。

        お姉ちゃんに聞く。
        あら、あっちよ??

        逆やん、、、?

        次はイカつい兄ちゃんに聞いてみることにした。
        ちょっと道を訪ねるのは気が引けるよな雰囲気だったが兄ちゃんのTシャツがラモーンズだったので聞く事にした。

        こっちだよ、通り過ぎちゃってんだよお前。

        ???

        ほらこっちさ、と案内してくれるイカつい兄ちゃん。
        すげー優しい人だった。
        なんと地下鉄と思ってた駅はおもっきり地上にあったのだ。
        イカつい兄ちゃんに礼を言って僕は地上の地下鉄に乗る。
        人は見かけによらんもんだ。

        なんかでかい駅で乗り換えて一駅、僕はホテルのある駅へと降り立った。
        地下鉄の駅はすげぇキレイだった。
        路線も3本くらいだし余裕だ

        楽勝だぜ!なんてこの時は思ってた、、
        しかし僕はこの日、ロードス島上陸時に匹敵する距離をひたすら彷徨い歩くことになる。
        治安的にはこちらの方が比べ物にならないほど危なく、また坂もきつい。
        あの辛い道程を忘れることはできない、、、
        そして新しい国、新しい街へ降り立つたびにあのトラウマが蘇る、、

        僕の予約したホテルは駅に近いはずだった、、、
        しかしだ、どれほど歩いても見つからない。
        1番栄えているエリアにいるにも関わらず街灯はなく、店も潰れまくっててとにかく小便のにおいがすごい、、、
        壁も落書きだらけでボロボロである。
        とにかく暗い!!!

        これが本当に首都なのか、、、
        大通りから一本入ればスラムのような感じだ。
        僕はクソ重たい荷物を抱えてひたすら歩いた、、、重くて重くて何度も吐きそうになる。
        あんまし重い物を長時間持っていると内臓から悲鳴をあげてくる、、、

        何人にも道を聞くもみんな教えてくれる場所はあべこべである。
        そんなに難しい場所ではないはずなのに見つからない、、、
        せめてGPSさえ使えたら、、、だが一度Wi-Fiで位置を更新しなくてはならない。
        そしてWi-Fiが使える場所はどこにもない!!!!
        もう時間はすっかり夜になったのだ。

        唯一の励ましは思ってた以上にギリシャの人達が親切なこと。
        道を訪ねるとみんな足を止めて僕のiPadの地図を見て場所を教えてくれた。
        ただ噂には聞いていたのだが、、、、東欧の人は地図に弱い!!!
        場所があべこべである、、、

        二時間が過ぎた、、、、
        たかが二時間と思うかもしれないがこの荷物を背負いながら街灯が全然ない夜のアテネを彷徨うのは精神的にも肉体的にもきつくてたまらんかった。
        そしてまた歩き続ける、、、

        恥を忍んで他のホテルの人々にも聞いて回った。
        何人もがジロジロ見てくる、、、この荷物じゃあいざという時に戦うこともできない、、、
        とうとうオモニア広場まで来てしまってた僕は絶望し、ベンチに腰掛けたまま動けなくなった。
        すでに3時間以上探しているのだ。
        もう気力も使い果たしてしまった、、、
        悪漢よ、来るなら来い、、、そう思った。

        このオモニア広場は本当に気をつけろと聞いていた。
        このあたりに安宿は多いがいわゆるジャンキーがいっぱいなのだと。
        もう深夜が近い、さぞたくさんいるであろう、、、だがもう体が持たん、、、
        そんな時のことだった。

        「はぁ〜い、アーユーハッピー!?」

        一人の少女が話しかけて来た、、
        どう見てもまだ幼い、、、、、目は虚ろである、、、
        明らかにやりすぎだ。
        もうこれは重度すぎる、、、
        色んな特徴を見て思った、、、

        あぁ、すげーハッピーだよ、、、と答える。
        少女はケラケラ笑ってた。
        しばらく少女と話をした。
        日本のことやアテネのこと、、、
        そして少女は切り出した。
        一晩自分を買ってくれと、、、。

        ごめんね、ホテルを探してるから僕は行かなきゃならないんだ、、と告げて少女と別れる。
        僕は涙が出た。
        そして少女は他の観光客に自分を売り込みに行った、、、

        僕と同い年かもっと若いかくらいの青年がゴミ箱を漁る。
        それも何人も見た。
        経済状態の悪さは想像を越えていた。
        日本も明日は我が身かもしれないのだ。
        けして遠くの国の出来事ではないなと思ったのでした、、
        勝手にヨーロッパは、ギリシャはけっこうな先進国なイメージを持っていたがそれは違った。
        それはこの先の東欧の旅、旧ユーゴスラビアの旅でもっと肌で知る事になる。

        さらにふらふらと歩き続けた、、、

        そしてついに出会ったタクシーのおっちゃんが親切に丁寧に正しい道を教えてくれた。
        ここまで歩いたんだ、もうタクシー使わないでも大丈夫な距離までお前は来てる!
        頑張れジャパニーズ!!!
        と、励ましてくれる。
        見知らぬおばちゃんが「大丈夫?」と声かけてくれる。
        基本的にギリシャの人は優しい、、、
        街は怖いが、、、僕が道を聞いた人たちはみんな優しかった。
        ようやく僕はホテルを発見し、体力の限界を迎える。
        もう真夜中である、、、
        今までで一番デンジャラスな夜だったな、、、

        ご飯を食う気力もなく眠った、、、
        翌日にはザキントス島が待っている、、、早起きしてバスターミナルに行かなくちゃ、、、
        もうこんな宿探しの夜はごめんだ、、そうそうあるわけでもあるまい、、、そう思いながら意識は沈んでった、、、、、、

        ほんの二日後に地獄が待っているとも知らずに、、、、、 

        アテネ編は写真無し。
        カメラ取られたくなかったので、、、

        アテネでの地獄の一夜を終えて朝一番に僕はターミナルへ行く。
        7時から始まるホテルの朝食を諦めて、、、、
        準備してるのを見てるとフルーツ盛りだくさんだったな、、、
        アテネには二つの大きなターミナルがあり、そのどちらかでしかザキントスには行けない。
        確かAターミナルだったかと思う。
        ターミナル行きのバスはオモニア広場から少しいったところにあるという。
        数少ない情報から場所を探すも見つからない。
        と、そこにターミナル行きのバスが!!!!

        僕はダッシュで捕まえる。

        タバコ屋でチケット買ったのか???と運転手に聞かれる。
        なんのことかわからない、、、
        バスはバスで支払わないのか、、。
        タバコ屋て、、、
        イタリアのフィレンツェもそうだった。
        タバッキという表記のあるタバコ屋で買うのである。

        だがそんな情報はなかったので持ってないというと、、

        チッ乗れよ、、、内緒だぞ、、、と。

        ありがとう運転手さん!!!
        そんなわけでなんと無賃乗車してしまったのである。

        ザキントス行きのバスが出るのはここでは1カ所、1会社だけだ。
        バスごとフェリーに乗り込むという情報は得ていた。
        出発にはまだ1時間以上ある。
        チケットオフィスでチケットおくれ!!と言うと、、、、


        満席だよ。

        はいいいいいいいい??????

        満席だ!!次は12時半!!!
        乗るのか!?どっちだ!!!!!

        乗ります、、、、、、乗りますけど、、、、、、、

        こうして僕は四時間半もの間、何にもないバスターミナルで過ごす羽目になった、、、

        あまりにも無駄すぎる時間に泣きたくなる。
        散歩してみたが本当に何にもない。

        せめてWi-Fiがあればこの先の旅の情報を集められるというのに!!

        その辺の店でご飯を食う。

        コーヒーちょうだい?と告げる。
        店のおねーちゃんは何かよくわからんギリシャ語で喋る。

        どうやらレジで金払ってからここに並べ!と言いたいのだろう。
        今後もこのパターンで数々の店員の機嫌を損ねて行くのだがこの時が初の体験だった。

        こっちのコーヒーはなんか知らんが泡だてねば気が済まないみたいだ、、
        トルキッシュコーヒーなんかは粉だらけで僕は飲めなかった、、
        インスタントコーヒーが飲みたい、、、、、

        これはこの日記を書いてるミラノ行きの特急の中でもこの悩みは解消されておらず、毎日いつも思ってる。
        セブンイレブンのコーヒーが飲みたくて飲みたくて仕方ない、、、コンビニに行きたい、、
        ちなみにコンビニというものはこの先一度も目にする事無く旅を終える事になる。
        ノルウェーにセブンイレブンがあったかなという話を聞いてノルウェー行くか、、と思ったくらいだ。
        自動販売機も駅なんかにゃあるが町にはない。
        日本で言うとこのスーパー銭湯なんかで牛乳の自販機がこっちでいう自販機である。
        お金払ってんのに商品が出て来ないなんてしょっちゅうあったっけ。

        バスターミナルでどうにかこうにか四時間半を過ごし、ようやくバスへと乗り込む。
        ザキントスに向かう車内でのこと。

        僕はこの日ドーハ以来、15日たって初めての曇り空を見た。
        なんのこっちゃないただの雲。
        いつもプカプカ浮いてるただの雲なんだが本当に久しぶりで何か懐かしく思えたのである。
        そしてここギリシャは電柱や電線が多いためどこか親近感を感じるのだった。
        日本が少し恋しくなった。
        エーゲ海は特に毎日快晴だったもんなぁ、、、

        これから僕が行くイオニア海はどんな場所なのだろうか、、、
        また新しい旅が始まる。
        また新しい町を歩き、頭にたたきこまねば、、、、

        異国のインターチェンジで大きく息を吸い込んだ。
        この旅は本当に素晴らしい。

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        バスはギリシャ本土の西の漁港に着いた。
        ネットではこのままバスごとフェリーに入ると聞いていたのでかなり面食らう。
        わけもわからず船を探し彷徨い、猛ダッシュさせられるハメに、、、

        船内には日本人らしき人が3人もいて驚く。
        ザキントスはかなりマニアックな島で、地球の歩き方なんかにも載っていないと聞いていたので少し驚いた。
        思えば久しぶりの日本語である。
        こーちゃんと別れて以来。
        だが話しかけるのは躊躇ってしまう。
        人見知りもある、しかし僕がこのザキントスに来たのは目的があった。
        それを達成するには方法は一つ、レンタルバイクが不可欠なのだ。
        ザキントスはかなりでかい島なのだ。
        ここでパーティを作るのはいい作戦じゃないと踏んだのである。

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        アテネから六時間、、、いよいよザキントス島に着いた!!
        たどり着いた港は思いのほか栄えており、大いに賑わっていた。
        イオニアの風を感じるぜ、、、なんて思って見たが僕はここに来るまでイオニア海なんて名前は聞いたこともなかった。
        そしてここまでの旅はどうにか知識を蓄えていたがここからは白紙の旅になる。
        どこに行くかくらいしか決めていないのだ。
        現地に行って考える、夜はネットで調べまくる、ネットができなきゃお陀仏という生活の始まりである。
        前持って調べるにしてもイベントが忙しくて時間も全然足りなかったので、、。





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        さぁ地図もない、どこに行けばレンタルバイクがあるかもわからん、Wi-Fiも探さねば宿をブッキングすることもままならん。
        頼れるのは己れの勘と閃き、そして方位磁石だ。
        これは意外に役立つ時があるのだ。
        なぁに、僕は人を頼らずにロードスの島を巡った、大丈夫なはず!!気丈に行く!
        あとは適当に看板見たりでどうにかなる!!

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        そしてなんとなんと、僕は1時間以内にレンタルバイクを発見!!
        まぁそこそこ歩いたし荷物も重いが体力の確保にどーにかこーにか成功したのである。
        レンタルバイク屋さんはめっちゃきれいなとこで、仕事のできそうなちょい怖いお姉ちゃんがいた。

        僕はおどおどレンタルバイクしたいんだけど、、、お願いがありまして、、、と交渉する。
        交渉内容はこうだ。

        日本におけるレンタルバイクはだいたい開店してからレンタルし、閉店時に返すのが基本である。
        かつて初めて阿蘇を旅した時に借りたレンタルバイクなんかは24時間借りれたがこういうのはあまり一般的ではないし、めっちゃ高い。
        僕は金がかかってもいいから24時間借りたかった。
        何故なら僕の目的地のシップレックビーチは午後になれば人がうじゃうじゃする。
        なるべく人のいない時間に見たかったので朝イチ行動が必須である。
        そのためにはどうしても24時間レンタルバイクでなければならない、、。
        僕はどうしてもその写真が撮りたいんだ!ピープルレスタイムで!とお願いした。

        すると、、、

        「ええ、いいわよ??普通レンタルバイクは24時間よ??」

        なんとギリシャではこっちが当たり前なのだった、、、
        ちなみにトルコは日帰りレンタル。

        僕はもう死ぬほど喜んだ。
        お姉ちゃんはめっちゃ驚いてた。
        日本のレンタルサイクルやバイクは観光地だとだいたい日帰りレンタルなのさと伝えるとなるほどねっと笑ってくれた。
        冷たい印象だったがそんなことはない、優しい人だった。

        「それより大丈夫??このビーチはすっごく遠いのよ??」

        余裕である。
        バイクならなんの苦にもならない。
        むしろ願ったり叶ったりだ。
        トルコ以来バイクに飢えてうえてしかたないのだ。
        またあの自由な感覚を胸いっぱい味わいたい、、、

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        そして借りたのは白いスクーター125cc。
        僕はホワイトディンゴ号と名付けた。
        よろしく!と話しかける。
        お姉ちゃん、今日からこいつはホワイトディンゴって名前だよ!っていうとめっちゃ笑ってた。
        あんたみたいなお客は初めてだわって。
        無事に帰っておいでねと優しい言葉を頂いて僕は走り出す。

        とはいえ19時を過ぎてる、、、、日没の21時まで走って宿を探すとしよう。

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        よしあの山にゆこう!!!
        僕はもう無敵だった。
        自由だった。
        ホワイトディンゴは日本のバイクと違って全然馬力なくてポンコツ感が半端ない。
        だが愛しい我が足なのだ。
        重い荷物も平気なタフな僕の相棒はご機嫌に走る走る。
        ただの乗り物だし命の通わぬマシンなのだが僕はもう一人じゃないぜ!!!って感じがしてたまらなく嬉しかった、、、

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        山の奥の町の塔だったり、、、

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        オリーブ畑沿いの何にもない道だったり、、、

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        イージューライダーを口ずさみながらの冒険は、、、、

        これを書きながら思い出し泣きするくらい最高に自由で、、、、

        無敵そのものだった、、、、、

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        全然縁もゆかりも無い見ず知らずの島の山で夕日を眺めて泣いた。
        気持ちよ過ぎた、、、
        まったく知らん道は世界の果てまでどこまでも伸びてる気がした、、
        1時間くらいで果てについたけどね。

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        漁港に戻る。

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        奥に進めばナイトクルーズのツアーだったりダイビングツアーだったり現地ツアーが盛りだくさん。
        こっちでは現地でその日のうちにツアー参加するのが主流。

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        しばし黄昏。

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        日本では夜が明けてるんだろうなぁ、、、

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        お宿も確保し、ぐっすり眠った。

        何もかもが順調に思えた。
        今日という日はバス以外完璧だった。

        しかし次の日、僕はまた荷物と宿探し地獄の目に遭うのであった、、、、、

        つづく
         

        さらばエーゲ海!!ミコノス島!!!

        0
          ※たまに勘違いさせてしまってる方もおりますので最初に注意書き。
           僕は帰国してこの日記をアップロードしております。
           文章は旅の途中で書いてますが編集や写真の選定は日本でしています。
           6/26〜8/8の世界放浪日記になります。
           あと旅先で色んな方と出会い旅を共にしますが偶然による出会いであり日本を発った最初から一人旅です。
           
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          サントリーニから出る高速艇に乗るために朝一番のバスへと向かう。
          バス停までのお供は宿屋のボーズ。
          道案内のお礼にユーロのお小遣いと日本の100円をあげた。
          外国のお金に大喜びである。
          人懐っこい少年だったなぁ。

          バスは峠を越えて港へ進む。

          港から出るアテネへの高速艇乗り場にはサエちゃんがいた。
          元気でなー!!またね!!と別れを告げて僕はミコノス行きの船へと乗り込む。
          さらばサントリーニ!!!
          二泊三日の滞在ではあったものの十分に色んなもんを見ることができた。
          日本語も充電できたし友達もできた。
          新婚旅行のメッカ、、、バッパーが避ける島、サントリーニ、、、
          でもね、一人旅でも本当にいい島でした。
          エーゲ海の美しさをより際立たせる白と青の見事さは生涯忘れないだろう。

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          次に目指すミコノス島は前期で書いたように多くのベストセラー作家の滞在先として有名だとか。
          世界でも珍しいゲイ専用のビーチがあったり、夜はワールドクラスの規模のナイトクラブへと変身するんだとか。
          街全体がクラブになるのだとか、、だがそんなに興味はない。
          景色と写真と旅情が最優先なのだ。

          まず僕が見たいのは風車である。
          ミコノスに吹く優しい風を味わいたいのだ。
          あの小豆島と姉妹島であるというミコノス。
          オリーブ園の風車はこの島の寄贈だったな確か、、、
          建築もギリシャ建築がいくつかあり、とても美しかったのを覚えている。
          安定と安寧を夢見たかつての僕が眠る小豆島、、、。
          あんな風に優しく凪いだ風が吹く町なのだろうか、、、?

          そんな思いに水を差すように現れたベトナム人のハゲたおっさん。
          宿をシェアしようと僕に持ちかけてくる。
          おっさんは1人でバカンスに来ているようだ。
          荷物は宿に置いていく時にはチェーンで固めて持ち出せないようにできるし、貴重品は常に身につけてる。
          いざとなればおっさん1人撃退もできるだろう、、と安易に考えてしまい、僕はおっさんのシェアの話に同意した。
          バカンス地で一泊20ユーロはありがたい。
          実際安い宿が空いてなくて野宿するかと思っていたところなのだ。

          しかしこの決断が後にとんでもない事件を引き起こす、、、、、

          「おっさん、宿とミコノスの街は近いんだろうな?僕は写真を撮りにきたんだよ。夜景も撮るから帰れない距離だとこの話はなしだぜ?あと僕は1日しか泊まらないからな!明日にはアテネに行くからね!」と言うとノープロブレム!!近いぞ!!一泊で大丈夫!とおっさんは言った。

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          コテージ↑


          嘘だった、、、、、

          思い出すと本当に腹立つ。
          迎えのバスに運ばれた宿は、、、、えらく遠いバカンス村だった!!!!
          話が違うじゃねーか!!と言うがおっさんは「バスがある!心配するな!」とのたまう。
          だいたいバカンス村とか嫌いなんだよ!!!!
          真夜中までクラブミュージックはかかるし騒がしいし!!!
          完全に騙された!!!

          しかもこのおっさん1コテージにつきベッド二つの40ユーロの代金で2日で80ユーロというごく普通の計算をなんか勘違いしてた。
          ここは二泊からしか泊まれないのだ。
          2日泊まらなきゃならんし思ってたよりも高いからミスター、あと10足してくれ。とのたまう。
          だったら20もなしだ。僕は知らん!!!と突っぱねた。
          僕は20だけ支払った。

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          おっさんはしぶしぶ引き下がり泳いでくる!と出てった。
          コテージを出るとそこはもう大賑わいのビーチだ。
          だがしかしだ、、、
          僕はバカンスに来たんじゃねー!!!
          おっさんが来てそんなに怒らないで水着の女の子を眺めよう!とのたまう。
          僕は景色を見に来たんだよ!!!!!

          しかしだ、、、このおっさん英語ペラペラである。
          うっとうしいおっさんだが受付には愛想良くされていた、、僕には南極の氷のような態度だったのに。
          会話ができるというのはこんなにも違いがあるのか、、、、
          僕は妙に落ち込んだ。
          和田勉そっくりなんでぜ、、、
          鍵の隠し場所だけ決めておっさんはシュノーケルにゴーグルで海に飛び込んでった。

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          心が洗われるような美しいビーチなので羨ましいと思いつつも僕は町へと戻る。
          ここで遊んでしまえば歩は進まなくなる、、、そんな気がしたのだ。
          これは仕事、楽しい仕事なのだ。
          美しい景色が待っているのだ。
          この美しい海を前に泳いだりしないのは何とも勿体ないかもしれないが滞在は一日しかないのだ。
          この時点で予定は3日遅れ。
          泳いだりクラブではっちゃけようものんなら今後の士気に関わりそうな気がした。

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          舞い戻ったミコノスの街は、、、何故か人がぜんぜんいない。
          そしてとびっきり静かだ。
          優しい風がふいている、、、
          柔らかな波音、、、青いエーゲ海、、、、
          そうか、、、なるほどね、、、
          なんかわかっちゃうんだよなぁ、、、
          こりゃ創作するにはもってこいの環境である。

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          そして街の至る所にセンスを感じる。
          ここはいい、、、実に。

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          風が優しく凪いでいた。

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          白い壁がいい。
          ミコノスは造りがいびつな感じが特徴的でたまらなくセンスを感じる。

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          洞窟っぽいよね。
          石畳もとてもセンスがいい。

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          服はガーゼ生地みたいなのがいっぱい。

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          こういうトコにたまらなく風情を感じる。

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          港もとんでもなく澄んでる。

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          海辺の小さな教会。

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          おごそかな気分になるね。

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          旅の無事を祈る。

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          すごい透明度。
          町の中心地の港でこれだからエーゲ海ってのはとんでもなく美しいんですよ。

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          きれいなアクセサリーやストール、カフェにレストランにバー、、、
          お昼間はすげー静かなもんで独り占めである。
          そして写真で見た風車群。
          いい感じだ。

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          港を背にして登る登る。

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          いい見晴し。

          港のミコノスタウンはひとしきり回ったのでお次は住宅街の山手の方へ。
          家が全然ない公園のような大きな緑の一帯に風車がぽつんとある場所を発見し、そこに急いで向かう。
          みんながサンセットを待ちわびている場所があり、そちらにも寄ったがここよりもあそこの方がよいと判断。
          とんでもない斜度の坂を駆ける駆ける、、、、

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          随分歩いていたからか左の足の親指がズキン!と激しく痛んだ。
          1年前に富士山に登った時もさんざ苦しめられた巻きづめである。
          僕のそれは酷く、酷使すると足はえらいことになるのだ。
          想像をはるかに越えて痛くなるのである。
          足をひきずって旅したくねぇなぁ、、、と不安を抱えて進むこと数分。

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          階段にもセンスを感じる。

          そこはおそらく城跡を改装した有料の公園だったのだがエントランスが何処にもない!!!
          めちゃくちゃ困った。
          もうあまり猶予はない。
          年中無休で9時までやってると書いているのに人っこひとりいない。
          ここはひとつ柵を越えるしかない、、、
          もちろん5ユーロはあとで払うつもりだ。

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          石垣を越えて柵を登り入る。
          すると馬鹿でかい犬2匹に追いかけ回される!!!!

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          ヘルプミー!!!
          叫ぶ!!!!
          誰も来ない。

          しかもこいつら追い込み方を知ってる。
          連携が取れてるのだ。
          さらにそこにボス犬らしきやつが登場。
          もうこうなりゃ戦うしかねぇ!!!
          三脚を取り出して伸ばし、構える。

          こいやあああああああ!!!!!

          と、そこになんと馬に乗ったイケメンが1人。

          ノープロブレム、ラブピープル。
          とか言ったと思う。
          いや、めっちゃ追っかけられましたけど???
          犬達はそれきり僕に威嚇することはなくなった。

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          エントランスが見つからないから入らせてもらったよと伝えて5ユーロ支払う。
          しかしまぁ商売っ気がないというかなんというか、、、
          あんま人来ないんだろうな。
          なんか副業というか金持ちの道楽みたいな感じでやってるみたいだった。
          とはいえここほど美しく見渡せる場所は他にあるまい。

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          ここから先は入ったらだめだよと言われた場所を覗く、、、
          そこはすごい絶景であった、、、
          何ならその向こうに風車があるのに、、、
          ちょっとだけ、入るか入らないかのあたりに陣取りカメラを構える。

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          すると何やら迫力のあるおじいちゃんがのそりと出てきた、、、、

          「ここはプライベートだ、、、、」

          すいません、でも入ってないですよ?と言ってみるが答えはノー。
          てことはなにかい?あの風車も個人の持ち物、、?
          すげー金持ちの匂いしかしねぇ、、、
          じいさんに謝って僕は違う場所で撮影に臨んだ。
          ミコノスのオールドポートが見渡せる。
          こりゃあいいパノラマだ。

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          九時前のエーゲ海。

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          今日も一日が終わる、、、、。

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          だが夜の撮影会は始まったばかりだ。

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          残念なことに時間切れとなり、ここから夜になり切った景色を撮ることは叶わなかった。
          しかしまぁよい写真が撮れた。
          でけぇ犬3匹がなんか知らんが出口へ送ってくれた。
          指差しただけで案内するとはすごいしつけをうけられておる、、

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          教会に寄り道。
          無事に帰れますように。

          オールドポートの撮影に舞い戻る。
          昼間と打って変わってものっすごい人の数!!!!!
          なんじゃこりゃあああああである。
          みんな今まで何処に隠れていたのか、、、

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          町の灯りがかわいらしい。

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          海辺のテラスでディナーする人々でいっぱい。優雅だ。

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          船のマストでタコを干してる。

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          海の幸がうまそう、、、高いけど。

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          そして昼間おしゃれで静かな街は大きなクラブと化してた、、、

          うーむ、これはこれで楽しい、、、
          僕も酒が飲めて英語が堪能なら楽しんでただろう、、、
          好きな曲もしばしば耳にしたし、、、。
          楽しそうだ、、、

          ミコノスタウン散策開始。

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          やはりリゾート地はよけいに人恋しくなるなぁ、、、
          ふとトルコやサントリーニで一緒になったみんなを思い出してよけい淋しくなる。

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          港で潮風に当たりながらこれからのことを考えた。
          まだまだ先は長い、、、
          それにしてもエーゲ海は呆れる程に美しい、、、
          思えばここミコノスが僕にとってのエーゲ海最後の島なのだ、、
          僕に旅の厳しさと楽しさを教えてくれたエーゲ海、、、
          思えばカシュやカステロリゾからずっとエーゲ海の島巡りだった。
          僕はこの海で旅人として大きく成長できたと思う。

          今日が最後の夜と思うと、、、お別れだと思うと、、、、淋しい。

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          もうバスの時間には間に合わない。
          だが撮影はまだまだ終わらないのだ。

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          何ともオシャレな店だがカップルだらけで入れる気がしない。

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          ミコノスを象徴したような道。

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          この雰囲気、、、完璧すぎる。

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          お腹すきまくりだったなぁ、、、、

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          再び風車の丘へ。

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          さらばミコノスタウン。

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          帰り道で食べたすごく有名なPITA屋さん。
          店長さんは日本語もちょっとできる。
          世界中のお金や旅人の写真が貼ってあった。
          この陽気な四人は優しくてファンタおごってくれた。

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          さぁバカンス村へ帰ろう。

          夜はすっかり更けた。
          おっさんの待つバカンス村のバスはもうない。
          仕方ないので歩く。
          ここで日本を出る時に買ったばかりのサンダルが壊れた、、、
          まぁすごい坂だったし、ロードスでとんでもない距離歩いたもんなぁ、、、
          だが宿が近けりゃこんなことにはならんかったのだ!!!!
          この怒りはおっさんにぶつけてやろう、、、僕はそう考えていた。
          10ユーロもするビーサンを買って歩き出す、、、

          だいぶすすんだころのこと。
          違うバカンス村に辿り着いた。
          こっちのが大手。
          パラガビーチだったかな?
          村の中はドンチャン騒ぎ。

          僕は外の落ち着いたカフェでワールドカップ見てた。

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          道すがらスクーターの兄ちゃんがバカンス村か?送ってやるから5ユーロくれという。
          怪しんだが僕と同じバカンス村のリストバンドをしていた。
          部屋についたら金を払うよ、今はないんだと交渉する。
          そしてスクーターで送ってもらい、明日の体力を確保することに成功した。

          夜のビーチでぼんやり、、、、
          少し泳いだ。
          思えば遠くに来たもんだ、、、、、

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          おっさんは爆睡していた。
          鍵もかけずに寝るとは最悪だこいつ、、、俺の荷物もあるんだよ馬鹿たれ。
          おっさんが起きて話しかけてきたが嘘つきが!!!と切れてふて寝した。

          朝、、、、、

          おっさんが10ユーロ足してくれ、、、とまた言ってくる。
          嘘ついて町からめちゃくちゃ遠いとこ連れて来たのに何いいやがる!!!
          知るか!!!
          するとおっさんは黙って荷物をまとめ出した。
          このボケ、俺に支払いさせてトンズラする気じゃあるまいな、、、
          そうはいくかボケ!!

          すでに荷物のパッキングを済ませていた僕は早々に立ち去った。
          あばよおっさん!!!
          僕は約束は破ってない。
          一泊20ユーロ、これが約束だ。

          そしてニューポート行きのバスを待つ。
          すると駆け足でこっちに来るおっさん。

          「おい!!俺のカメラ盗んだだろ!!!!」


          は?????


          知りませんけど???
          そんなクソカメラいらねーよ二台あるんだこっちはよ!!!!

          何を言っても疑うクソおっさん。
          だったら荷物全部みろや!!!!
          せっかく纏めた荷物だが確認させる。
          だが信じない。
          僕しかいないとおっさんはのたまう。
          何度でも確認させる。
          だがおっさんは疑うばかり。
          1時間くらいこれを繰り返す。

          いやいやいや…
          お前昨日鍵もかけてへんかったやんけボケ!!!!
          だいたいドアと床の間にかなり隙間があるのにたこ足地面に置いてカメラ充電するバカがどこにおんねん!

          何を言っても信じないばかりか僕の顔をiPadで撮り、泥棒と公表するという。
          こいつ言葉で有利と思うと気がでかくなってやがる。
          ブチ切れた僕はおるあああああああああてめぇこっちこいやああああああ!!!!!と叫びダッシュ。
          おっさんは受付に逃げる。
          堪忍袋の緒が切れた僕はおっさんを引きずり出してやろうと思ったがバカンス村のごっつな警備員に取り押さえられる。
          僕は無実を訴えるが他の客に迷惑だから出て行けの一点張りである。
          おっさんは相変わらず疑っている。
          もう知ったことか!!!

          完全に僕は悪者と化した。
          きっとありもしないことべらべら喋るのだろう、、、何故こんな目に、、、、
          もう誰かとシェアなぞしない、、、、、。
          先は長い、、、何十日も人をとことん疑わなきゃと思うとホントに気が滅入る、、、、

          ぶん殴りてぇ!!!!という衝動を抑えるのに必死だった。
          おっさんの胸ぐら掴んでアテネで会ったら必ずぶん殴るからアテネに来んなよ!!
          お前の顔覚えたからな!!!と吐き残し、おっさんの顔を一秒たりとも見たくないので僕はオールドポート行きのバスに乗り込んだ。

          それが大きな間違いだった、、、、、

          オールドポートからニューポートは本当に果てし無く遠かった、、、
          僕の荷物では何十倍の距離に感じる、、、
          最近のバッパーはコロコロで旅すると聞くが正解だと思う。
          歩道もない道を何度もクラクションならされながら一時間半以上歩いてようやくたどり着いた、、、、
          重たい重たい荷物が肩に食い込んで痛くてしゃーない。

          ミコノスはおっさんのせいでこの旅一番の最悪な思い出と化した、、、(これを書いてる時点で)
          イタリアのジェノバでこの記事を書いてる今となっては笑える思い出ではあるんだけれど。

          そして何度も世話になったブルースターフェリーで僕はエーゲ海に別れを告げる。
          さらば麗しのエーゲ海、、、僕が見た海で1番美しい海、、、
          本当にこの海は僕を成長させてくれたと思う。
          一人旅の楽しさ、厳しさ、あらゆるものを教えてくれた。

          さよならエーゲ海、、、、

          アテネへ近づくに連れてどんどん海は濁ってゆく、、、、

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          たどり着いたアテネの街は、、、何か淀んでいた、、、
          雰囲気が、、、よくわからない何かが渦巻いている気がした、、、

          つづく

          サントリーニ一家物語!!

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            ※たまに勘違いさせてしまってる方もおりますので最初に注意書き。
             僕は帰国してこの日記をアップロードしております。
             文章は旅の途中で書いてますが編集や写真の選定は日本でしています。
             6/26〜8/8の世界放浪日記になります。

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            この日記はベネツィアの最終日にバケツをひっくり返したような大雨と雷にやられ、仕方なくミラノへ向かう長距離移動の差中書いている。
            イタリアの曇り空を見ていたらどうしようもなくエーゲ海の青空が恋しくなる。
            雨に打たれているとどうしても雨知らずのあの暑い暑いギリシャの島々での出来事を思い出すのだ、、、

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            フィラの町散策を終えて次に向うのは世界三大夕日の町とされるイアの町。
            しかしイアを目指すのバスはもう超満員の鮨詰め状態であった。
            仕方ないので呑気に歩いていく。
            思いのほか遠かった、、、
            辿り着いたイアの町は、、、

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            噂にたがわぬ白と青の町、、、、

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            青い海、、白い壁と青い屋根、、、、
            なんていう調和のとれた世界であろうか、、、、
            本当にお見事すぎる、、、
            美しい、、、
            他に何の言いようもない、、写真や絵葉書で見たあの世界が目の前にあるのだ。
            夏のエーゲ海の日差しは本当にキツいので熱さ対策として壁を白く塗り屋根を青く塗っているそうなのだが、、、
            実にきれいだ、、、。

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            あちこちに教会がありギリシャの信心深さが伺える。
            教会の数でいうとこの旅でぶっちぎりに多い国だ。
            経済的な状況やスト、治安面の悪さで悪い情報が目立つがこの国はその実懐が深い印象だ。

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            これは帰国してわかったんだがキリスト教会の横にイスラムのモスクがあったりするのはこの国くらいではないか?
            そして旅人にとても優しかったりする。
            道に迷ってると何人もの人が声かけてくれたのもギリシャなのだ。
            そしてエーゲ海の島々は超有名な観光地であり治安も本当にいい。

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            もう言葉は多くはいるまい。
            写真を見ていただけたらと思う。

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            うーむ、いちいちオシャレだから困る。
            町の雰囲気はとてもかわいい。

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            女性に人気なのが頷ける。
            僕もストール買った。

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            そして僕は「世界で最も有名なドア」の一つという勝手に名付けたドアを発見。
            そこであーでもない、こーでもないしてる2人の日本人女性、さえちゃんとねーさんとの出会いを果たしたのだった。
            久しぶりに感じる日本語に心が震えた。
            こーちゃんと別れたカシュ以来の日本語である。

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            2人と打ち解け、僕らはサンセットポイントを色々と探し回る。
            サエちゃんはもはやサントリーニマスターと言っていいくらい昨日歩きまくってたそうなので地図いらず状態であった。
            何て頼もしいことか。


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            そして僕らはサンセットのベストポジションを陣取り、数時間前から待機することにした。

            ねーさんは若く見えるのだが僕よりねーさんだ。
            3人とも歳も近く、僕は久しぶりの世代間トークに胸を弾ませた。
            2人とも旅の玄人でねーさんは英語ペラペラである。
            サエちゃんは英語はほとんどできないがとにかく度胸と勢いで世界をぐるぐる回っている。
            あんなとこもこんなとこも行ってる。
            砂漠で寝たりとかなんとか。
            僕なんかよりよっぽど精神がタフである、、、
            すげー薄着で極寒の地に突っ込んでったりとにかく度胸がすげぇ。

            ひとみんやあっこちゃんしかり、女性は勇気と肝っ玉がしっかりしてるね、、。
            なんともかっこいいねぇ、、

            そして世界は本当に狭い!!!
            なんとサエちゃんはトルコであっこちゃんと出会っており、僕がパムッカレに行った次の日にカッパドキアに来ていたのだ。
            あっこちゃんに2枚プレゼントしたポストカードの1枚を持っているという。
            すげーな、、、人の縁とは不思議なもんである。
            ちなみに余談だがあっこちゃんは徒歩でスペイン横断を完遂、、、
            ものすごいチャレンジャーである。

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            旅の玄人はすごいね、、安心感が半端じゃない。
            ロードス島で泣きそうになってた自分が恥ずかしいことこの上ない。
            僕が手に入れた「なんとかなる。どうにかなる。」という教訓の何十倍もの分厚い教訓を持っているのだろう。
            面白い旅話や、ここに行ったらどうするべぇかとか色んなアドバイスを頂いた。

            そしてそこに日本からお越しの美魔女なマダムの美寿子さんご登場で僕らは四人パーティに。
            ギリシャを旅する著名な方で、まぁとにかく美しい!!若すぎる!!!!
            落ち着きと気品があり、それでいて気さくで親しみやすい。
            なんていうかオーラが出ているとでもいうか、、、

            四人になると気分はドラクエである。
            面白いことにこの四人はそれぞれ一人旅でここに来たということ。
            新婚旅行のメッカであり、バッパーも避けるという噂のこのサントリーニでこうして一人旅達が集まることになろうとは、、、すごい確率である。
            まぁみんなそれぞれ旦那や恋人がいるので骨の髄までとことんシングルなのは僕だけなんだけどね。

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            ここでカメラ講座をしてみたりしてると国問わずで色んなカップルから撮影をたのまれたり撮り方や数値を教えてくれと頼まれる。
            照れくさいがなかなかいい気分だった、、。
            いつの間にかカメラは僕の最高の趣味になっていた。
            そして今年手に入れた愛機はもう完全に僕の手に馴染んでる。
            そしてこうしてこのサントリーニでもこいつを構え、構図を決めシャッターを切るのだ。

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            世界三大夕日のひとつ、イアのサンセット、、、いただきました!!!

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            そして夜景を待つ。
            夜景も素晴らしい!!!

            そしてサエちゃんの手引きでフィラへと舞い戻りここでも夜景を楽しむ。
            断崖の夜景、、、いいもんですね、、、
            坂の夜景の長崎を何となく思い出し、懐かしんだ、、、
            あぁ九州が懐かしい、、、

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            帰りのバスの割り込みが半端じゃない。
            並んでる目の前に来て当たり前のように割り込むカップル、、、ありえん。
            日本はいいね、、本当にいい。
            突っ込んでかなきゃ、怯んでちゃ損するばかりなのだ。
            遠慮はいらない、献上の美徳など役には立たない。
            痛い程学んだことだ。
            ただそれでもそれを捨てられないのが日本人なんだけどね。

            私に任せて!とサエちゃんはバスへ突っ込んでって席を取ってくれた。
            うーむ、つくづく女は度胸だ。

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            四人で美味しいイタリアンを食べて、どこにあるかわからない美寿子さんのホテルをみんなで探し当てて解散。
            サントリーニ一家の家族写真。
            夜は少し肌寒い。ジャケット持ってきといてよかった。

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            みんなとお別れして僕も無事にホテルへ、、、
            といいたいとこだがこの後に僕は盛大に迷子になり野犬5匹に追いかけ回され泣きを見る。
            中型犬の限りなく小型に近いヤツがすげー歯ぁむいて獰猛だった。
            カメラの三脚で追い払うもかじりついて大変だった。
            なんちゅーか狂犬だったなぁ、、、

            帰ったのは2時間後のことであった、、、、、、

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            翌日は夕方までブラブラして夕陽をまたみんなでとのことだったのだがサエちゃんとねーさんがちょいと緊急事態で不可能に。
            そして2人とはこれでお別れになってしまった。
            もっともサエちゃんとはこの後も色々と面白い再会をするのだが、、、

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            ぷらぷら。

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            僕はサンセットまでの間、美寿子さんに写真教室を開く。
            美寿子さんの愛機は僕のサブの愛機であるペンタックスQなので勝手がわかる。
            いつの間にか多国籍な写真教室になってて笑った。
            色んな人のカメラをセッティングしてあげた。

            今日もよい夕日です。
            雲一つないので焼けたりはしないのだけれど。

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            ただただのんびりと眺めた夕日、、、。

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            2人で夕陽を堪能して夜は夜景を味わう。
            フィラの街でたまたま花火が上がっておおはしゃぎしたもんである。
            僕はちょうど電池がなくなり一枚しか撮れなくて涙を飲んだけれど、、、、、
            何とも素敵な偶然でした。

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            そしてギリシャ料理の美味しいお店へ。
            ムサカとか何か色々と食べたがどれもこれもうまい!!!
            美味しいお店を探し当てるこの嗅覚さすがマダムである。
            そしてこのシェア飯が僕のこの旅における最後の豪華な飯になる、、、最後のおかず三品ディナー、、、
            どれも実においしかった!!

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            楽しい時間をありがとう美寿子さん。

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            こうしてロマンティックな夜は更けて行った。

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            美寿子さんには作家としてのお話や、人生観、色んなことを教わった。
            そしてミコノス島に行くべきよと教わる。
            なんでもミコノス島はベストセラー作家が多く滞在して執筆したのだという。
            あの村上春樹さんもそうなのだとか。
            ミコノスに吹く風は作家の心に作用する何かがあるのかもしれない。
            行き先は決まった。

            こうして僕のサントリーニ最後の夜は終わりを告げ、翌朝ミコノス島へと進路を取るのであった。

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            つづく

            新作「Shipwreck beach」

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              新作「Shipwreck beach」

              難破船の浜辺。
              天の川。

              僕のツイッターやfacebookをご覧の方はピンときたかもしれない。
              あのギリシャのザキントス島で見た難破船の写真を。
              自然の中で朽ちた人工物にロマンと時間を感じる僕にとって特別な場所でした。
              旅日記でももうすぐ出てきます。

              ザキントスだけじゃあない。
              同じくギリシャのミコノスで見た静かな真夜中のエーゲ海
              モンテネグロのコトルで登った山の朽ちた城跡
              クロアチアのプリトヴィッツェの森で野宿して見た天の川
              角度と構図はトルコのカシュの遺跡の丘から。
              旅で得た景色が僕の中で息づいている。
              そしてそれらは僕の描く街SWEET ROCK TOWNに流れ着いたというわけだ。

              難破船と夜の浜辺の静けさと凪いだ波が特にうまく描けたんじゃないかなと思う。

              特に気に入ってる場所なので昼間のバージョンも描きたい。

              自然と時の流れの中で朽ちた人工物、、、、あぁロマン。
              ちなみにこのモデルになった難破船はトルコのタバコの密輸船らしく、座礁して仕方なく乗り捨ててったんだとか。
              乗組員は助かったそうで悲劇的でないところもすごくいいのだ。

              旅で得た心の感動を煮詰めて作品という結晶にする、、、
              こんな幸せで面白いことってないよ。

              新作「THE CRAZY LOVE THEATER2」

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                ちなみに2号館です。


                1号館はもう随分昔に描きました。
                10年近く前。
                忘れられない作品。
                あれから随分時間が経ったなぁ、、。

                なんで今また描きたくなったかというと、、、

                あの頃の想いと今の想いはまるで変わらないということ。
                その想いはより強くなっているということ。
                それを再確認した時にこれを描きたくなったのでした。


                本当のエンターテイメントとは何か??
                それは自分の心の振動で人の心を震動させるということ。
                心を動かすのに規模や立ち位置は関係ない。

                小さな街の映画館だろうと摩天楼の大都会の映画館だろうと。
                路上の絵描きだった僕も今の僕もこれからの僕も。

                大切なのは心のバイブレーションなのだ。



                おいら何にも変わってねーぜ。

                アート&てづくりバザール終了!!

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                  アート&てづくりバザール無事に終了いたしました!!!!
                  お越し下さった皆様、本当にありがとうございました!!!!!

                  今回は本当にめちゃくちゃしんどかった、、、
                  徹夜明けからの3日開催は本当に体にこたえましたねー。
                  さらに今回はいつも以上に本当に忙しくてフラフラでした。
                  レジ係でヘルプに来てくれてる兄も今回はいなかったのでかなりてんやわんやで。

                  来場者数が歴代一位だそうで!!
                  主催者の皆様、スタッフの皆様、ATCの皆様本当におめでとうございます!!
                  僕も兄のヘルプ無しでの1日の宣伝内容としてはバザールの記録を更新し、ほっとしております。
                  計算早い兄がいたらな、、、と思う事もしばしば。

                  皆さんの「おかえり!!」が心に染みましたね、、、
                  あぁ日本に帰ってきたなって思いました、、、。
                  心がどこかフワフワしてたんだけどリピーターさんやお客さんの笑顔見てると、何だか大地に足が着いた想いでした。

                  トートバッグがあっちゅー間になくなっちゃいましたね。驚き。
                  こんなに需要のあるアイテムだとは、、、。
                  再販のお声をたくさんいただいたのでメーカーさんと話合って作りまする。
                  Jiangさんで通販もいたしますので乞うご期待。

                  手づバ終了してから風邪をぶりかえしてしまい安静にして過ごしてます。
                  皆さんからの差し入れのおかげでめちゃんこ助かっています!!!
                  これからドドンと忙しくなる、、、頑張らねば。

                  12月13、14のバザール楽しみにしててください皆さん。
                  何となく作品が成長期を迎えようとしてる気がします。

                  さーてがんばろかい。

                  旅日記も仕事の合間にぽつぽつ書いていこう。

                  ART & HANDMADE BAZAAR!!

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                    旅日記の途中ですがここでお知らせの時間です。

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                    OSAKAアート&てづくりバザール Vol.16!!!
                    今回も3日開催ですよ!!!!!

                    引きこもって新作に注魂しております!

                    9月13(土)・14日(日)・15日(月) 10:00〜17:00
                    大阪南港ATCホール

                    ブース鷂「さー5、6」最高にいい場所ぉおおおおお!!!!!!
                    ベスト出した場所ですねここ!
                    いやこれは本当に頑張らないとね!!!!
                    孝行しまっせ!!!!!

                    http://www.tv-osaka.co.jp/event/makingbazaar/

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                    9月28日は福岡コミックシティです!

                    Yahooドームにて11:00〜15:00開催!
                    年内最後の福岡!!

                    C-1abのお誕生席!! 外周の左側にいます!!!

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                    今年も受かりましたアートin長浜!!!
                    競争率がさらにアップし、アーケードブースが減少したのですが勝ち取りました!
                    10月4日、5日、長浜商店街のアーケード内です!!!

                    詳しくは後日!!

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                    10月12日はコミックシティSPARK!!

                    東京ビッグサイトにて開催です!

                    https://www.akaboo.jp/neo/event/p0078.html
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                    デザインフェスタVol.40
                    11月8日(土)・9日(日) 11:00〜19:00
                    東京ビッグサイト西ホール

                    http://designfesta.com/

                    詳しくは後日!
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                    クリエーターズマーケット Vol.31
                    11月15日(土)・16日(日) 11:00〜18:00
                    ポートメッセなごや3号館+2号館

                    http://creatorsmarket.com/

                    今回は時期が早まってるのでみなさんご用心!!!!
                    詳しくは後日!!!

                    その島の名はサントリーニ!!!

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                      ザキントスの旅を終えてアテネへと引き返し、列車に乗ってカランバカへと向かっている大移動の途中でこの日記を書き始めてている。
                      車窓から見る広大な平原に心が安らぐ。
                      ああそう言えばこの日も長い長い移動だったなと思い出す。

                      とんでもなく遅れてきたフェリーに乗り込む。
                      デッキに上がり名残惜しみながら愛しいロードスに別れを告げる。
                      サントリーニへと向かう船は大きな船で船内では何度も迷った。
                      もちろん僕が頼んだのは一番安い席。
                      つまりその辺で寝ころがっとけよチケットである。
                      荷物が多過ぎて乗船に遅れ、案内の指示もわからなかった僕はポジションどりに失敗する。

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                      階段下、コンセントのあたり、2個しかないソファー、全滅である。
                      仕方なく僕は空いてる椅子に座って眠った。
                      数時間したころだろうか、、アローゥ?アローゥ?という声が聞こえて目が覚める。
                      目を開けるとちびっ子が僕を不思議そうに眺めていた。
                      ???となる僕。

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                      そして一人増えた。

                      アローゥ?

                      よくわからんが懐いてくる。

                      アローゥ?

                      何言ってんだ???
                      アローぅてなんだ??
                      そしてまた一人増えた。
                      長女と次女、それに長男の3人だ。

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                      どうやら僕が食べてたパンが欲しいようだ。
                      スーパーで買った格安のパンをオレオのチョコジャムにつけて食ってただけなんだけど。
                      あとサラミがクソ安いのでだいたいそれを食ってる。

                      三兄弟はパンを食べるのだがボロボロこぼす。
                      もう床がめっちゃ汚い。
                      顔中チョコ。
                      ウエットティッシュで拭いてやるんだけどまた汚す。
                      んもー!!と言いつつまぁ悪い気分ではない。
                      今回はいいけど知らない人から食べ物をもらっちゃダメだよと絵で伝えるのに苦労した。

                      アローゥ?

                      彼女たちは何かを僕に伝える時はこの言葉しか言わない。
                      お絵描きしたかったらアローゥ?
                      写真撮りたかったらアローゥ?
                      おやつ欲しかったらアローゥ?である。
                      このちびっ子3人がほんっっっっとおてんば&わんぱくなのだ、、、

                      お絵描きにすごいハマったみたいなんだが紙もペンも限りがある。
                      ちゃんと大事に使いなさい!と言うがなんちゅーか粗野っちゅーか。
                      ゴム!ゴム!
                      いや、ボールペンは消せませんよい。
                      それでも消しゴムを消すジェスチャーでアローゥ?アローゥ?である。

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                      一人が椅子で危ないことしてたんで抱っこして叱ったらもう一人が同じことをして困らせる。
                      もう一人を抱っこしてる間にまたもう一人が、、、
                      飽きないもんかね、、、一時間くらい繰り返すので僕は疲れ果ててしまった。
                      彼女たちのお母さんお父さんおばあちゃんもいるのだが眠りっぱなしなのだ。

                      みんな寝てても騒ぐので何回も何回もシーッ!!!ってやるんだけど、、、
                      あげく末っ子が知らない人を起こしに行く始末。
                      これはさすがに叱らなくちゃならない。
                      起こされた人も怒ってる。僕に。

                      静かにさせろよ!!!!

                      僕は怒られた。
                      その騒ぎで両親が起きたのだが、、、奥さんはすみません面倒見ていただいてと言いながらすぐ寝ちゃった。
                      お父さんにいたっては不機嫌である。
                      ちゃんと見とけよ的な感じで僕を見てふたたび寝た。
                      おいおいおいおいおい、、、
                      結局僕はくたくたになるまでちびっ子達の面倒を見る羽目になった。

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                      一人が椅子に登って危ない事してたら抱っこして下ろすんだけどその隙にもう一人が、、、さらにもう一人が、、、といった感じでもうわけわかんねぇ。
                      もーホント元気すぎて、、。

                      まぁかわいいからいいんだけどね、、、何時間かまってたんだろ1時間2時間とかいうレベルではない、、、、
                      とうとう3人とも疲れて寝てくれた。
                      だが僕の膝の上なのでやめていただきたい。
                      世のお父さんお母さんは大変だね、、、
                      きっとうちも大変だったのだろう、、、僕にいたっては今だに迷惑かけとるし。
                      いやはや子供ってモンスターだわ、、、、、
                      子供達は途中の港で降りてった。

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                      夕日が沈む、、、朝日も夕日もデッキで見てた。
                      隣で見てたイタリアの家族がめっちゃ楽しそうにしてる。
                      ディカープリオ!
                      ディカープリオ!!とうるせー。
                      どうやらタイタニックしてるんだろう。
                      ゆかいなおっさんだ。
                      どこかカシュのAliに似てて僕は懐かしくなり笑った。
                      なんでこんなとこにデカプリオ!?って言ったら歌と一緒にポーズもくれた。
                      あとドリンク奢ってくれた。

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                      いつだったか…同じように阪九フェリーで空を眺めてたな、、、
                      そう思うと途端に懐かしくなる。
                      日本はなんていい国なんだろうって思った。

                      サントリーニには夜の7時に着く予定だったはずだがいっこうに着かない。
                      僕は寝袋を敷いて床で眠った。
                      完全に1日が移動日で終わった、、、。
                      到着したのは午前1時だったろうか?
                      もう辺りは当たり前だがすっかり暗い。
                      だが狼狽えない。
                      僕はロードスで得た経験がある。
                      どうにかなる、弱気になる必要は無い。
                      ​気丈に先に進む。

                      サントリーニ港では真夜中だというのにツアー会社やレンタカー屋が待ち構えていた。
                      地図無料って書いてるからおくれって言うと地図はもらえないおろか強烈な接客をしてくる。
                      2泊で100ユーロ!オーケィ!!?

                      NO!!!!

                      もうこんな時間に宿はないし指定された宿はイアの街まで遠い真逆の最南東だ!
                      いいからこれにしろ!!!と怒鳴ってくる。

                      しかし確かにおっさんのいう通り、街までかなり遠く、おまけに峠を越えねばならない。
                      だがこんなん払ってられるか!!
                      こちとら金落としとるんじゃい!!!!!

                      よーしわかった!80!!!

                      いらん!!!

                      じゃあお前どうすんだ!!!

                      マットも寝袋も持ってるから大丈夫だ!!!
                      星きれい!最高!!!
                      こっちだって負けられるか。

                      おっさんの指定した宿はイアやフィラから遠い、、
                      しかもドミで一泊50ってアホか。
                      サントリーニはリゾート価格なので宿は高いがこれはあまりにも高い。
                      人気があるドミトリーはもちろんすぐに埋まってたのだが20〜25とかの宿も少しだがある。

                      70で二泊!!!これでどーーだ!!!!

                      そろそろ折れるべきなのか、、、?
                      しかしだ、今日はもうすぐ朝だっちゅーのに一泊カウントされちゃうわけだ。
                      これは勿体無い。
                      考えた末に切り出す。

                      60なら行く!

                      交渉成立である。
                      そして運転手が僕と乗り合わせたマダムを運んでやんよと言って迎えに来た。
                      まずはマダムをフィラに送り届けて僕を送ってやるとの段取りだった。
                      あぁイアまで遠いのやだな、、て思ってたらばおっさんが何かいいとこ連れてってやるよ!と言う。
                      なんとマダムの泊まる立派な宿にもドミがあるんだとか。
                      しかも誰もいないから独り占めだぜジャパニーズ!!!という。
                      最初案内されるはずだったドミと系列は同じだからOKだそうだ。
                      サンキューおっさん!!!!

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                      たどり着いた宿はなんと素晴らしい景観ではないか!!!!
                      おっさん最高じゃねーか!!!

                      おっさんはにっこり笑った。

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                      こうしてサントリーニの宿は素晴らしい個室と化した。
                      これなら安いと言えよう!!
                      僕は眠い体に鞭打って選択して泥のように眠ったのである。

                      長い長い移動日だったな、、、、
                      サントリーニ、、、本当に遠い、、、、。

                      しかしこの先にはとんでもなく長い移動日が待ち構えている。
                      ギリシャを越えてバスでアルバニアのティラナ、シュコダル、ウィルツィニ、バール、コトルへ1日で行く予定だ。
                      24時間バスである。
                      想像しただけでゾッとする、、、

                      今はこのギリシャを目一杯に楽しもう、、、、、
                      疲れ果てて睡魔の泥に沈んだ。

                      P7072074-w.jpg

                      朝。

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                      サントリーニで迎えた朝もやっぱり快晴である。
                      エーゲ海は曇りを知らないのだろうか??
                      カッパドキアから晴れっぱなしである。
                      僕の雨男パワーもすっかりどっかに行ってしまったみたいだ。
                      睡眠時間は少ないがのんびりしてる暇はない。
                      今日も歩き潰すのだ!!!

                      洗濯物はもう乾いている。
                      これはありがたい。
                      荷物を簡単にパッキングしてカメラを持って外へ!!!!

                      どこやねんここ。

                      P7072078-w.jpg

                      地図もないので知識ゼロの町に出る。
                      また頭の中で地図を作る作業の始まりだ。
                      だがここは島である。
                      バスに乗ったらバスで帰って来れるのだ。
                      どーにでもなる。

                      P7072269-w.jpg

                      この島はこんな形。
                      偶然にもこのミカヅキ型の島はSWEET ROCK TOWNそっくりである、、、
                      こんだけわかれば方位磁針があればだいたいわかる。

                      取り敢えず僕は歩きまくった。
                      どうやら僕がいるのはフィラの外れの方だとわかった。
                      バス停までの道はものすごい坂と、ここは道なのか?民家なのか?っていうわかんねぇ場所だった。
                      参ったなこりゃ、、、
                      めちゃくちゃいいドミなのに人がいないのはこれが原因か、、、

                      P7072083-w.jpg

                      気を取り直し、まずはフィラの町を歩こう。
                      そして夕日のタイミングでイアへ移動である。
                      イアは世界で最も美しい夕日スポットとして有名である。
                      そして新婚旅行のメッカ。
                      世界中を旅するバックパッカーも多くの人はここは恋人と来る場所だと避けると聞いている。
                      新婚旅行に取っておくなんて話も聞くし、バックパッカー同士の新婚旅行なんていう楽しげな話も。
                      そういやひとみんもとっておくって言ってたっけ。

                      P7072090-w.jpg

                      まぁそれもそうだろう…リゾート地で味わう孤独感は半端ではないのだ。
                      一人で来てる旅人はごく少数だろう。
                      だがしかしだ、絵描きには関係ねぇ。
                      肥やしになるなら何処だって行ってやるよ!
                      そんなわけでフィラに足を踏み入れた!!

                      P7072120-w.jpg

                      1人ぼっちはどこを探しても僕だけだった、、、、、、

                      ごーーーん、、、

                      有名だというPitaの店があったので食べた。
                      美味しいが、、やはり僕のギリシャのお袋の味はあの店なのだ。
                      安いからありがたいんだけどね。

                      P7072129-w.jpg

                      フィラの街は思っていた以上にカラフルだ。
                      白い建築ばかりなのはどうやらイアみたいだ。
                      しかしだ、このフィラもかなり美しい景観をしているではないか。
                      そしてほんといくつあるんだってくらい教会がそこかしこに存在する。
                      どうやらここが中心地のようだ。
                      内陸側の海からの景色は本当にとんでもねー絶景だ。
                      崖に町ができている。

                      すげー、、、

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                      なんちゅーパノラマ、、なんちゅー青さ、、、、

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                      陸側にはでっかいバス停に24時間営業のパン屋やレストラン、バスやフェリーの会社だとか薬局だとか街として機能するのに必要な商店がずらりと並んでいる。
                      足りないもんを探す方が難しい感じである。
                      ここが街の中心地か。

                      P7072148-w.jpg

                      とにもかくにもシャレた町である。
                      石畳が美しい。

                      P7072153-w.jpg

                      とにかく日差しが強い。
                      この旅一番の日差しのきつさだ。

                      P7072159-w.jpg

                      町はレンタルバイク屋がとにかくいっぱい。
                      バギーは大人気のようだ。
                      この島には破格の値段でバスが走ってるのでバイクの元を取るのはまず不可能だと判断した。
                      乗りたかった、、、だがタンデムシートに1人というのは、、、ね。
                      バギー楽しいだろうな、、
                      バイク、、、あぁバイクよ、、、家でいい子で待っていてくれ、、、、

                      P7072252-w.jpg

                      小さい町なので彷徨うのも気が楽で楽しい。

                      P7072254-w.jpg

                      サントリーニと聞けば白い町だがそれはイアの町であって、フィラはなかなかカラフルである。

                      P7072261-w.jpg

                      それでいてうまく調和がとれている。

                      P7072265-w.jpg

                      断崖側に向かうに連れて雰囲気もぐぐっとサントリーニ感が増してくる!
                      高台から街を見下ろせば、、、

                      P7072190-w.jpg

                      うーむ、、、

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                      エーゲ海がどこまでも広がって行く、、、

                      海側はお土産屋さん、ハンドメイドのアクセサリー屋さん、カフェバーなどのものっそいオシャレなお店がずらりと立ち並ぶ。いい感じだ!

                      P7072179-w.jpg

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                      ここでもブルーアイがずらり。
                      トルコでもおなじみの不思議な民芸品だ。

                      P7072172-w.jpg

                      とにかく教会がいっぱいだ。

                      P7072160-w.jpg

                      ギリシャの人々は信心深い。

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                      最高やん!!!!

                      僕はすっかりここが気に入った。
                      それにしてもまぁ人が多いのがタマニキズ。
                      そしてとにかくカップルだらけである。
                      ギリシャは韓国、中国の方にとても人気があるようで、両国の言語の案内板がそこかしこにあった。
                      日本人は新婚さん以外は見なかった。

                      P7072200-w.jpg

                      何やら獣の糞の匂いがする、、、
                      ロバである。
                      ドンキ!ドンキ!と客引きのギリシャ人が声かけてる。
                      10ユーロ、、下りなら歩きでしょうに!
                      ロバがやたらめったらいる場所へと降りてゆく。
                      ちなみにロープウェーもある。
                      けっこう長い道程なので。

                      P7072204-w.jpg

                      が、ここはもうロバ糞ロードになっている、、、踏まずに進むのは不可能である。
                      僕は都井岬でこんなのは経験済みなので御構い無しである。
                      風化した馬糞など恐るるに足らん。
                      しかしだ、この道、ビーサンでは本当に滑る。
                      滑ってフレッシュなやつに転んじゃうなんてのは勘弁である。
                      ロバロードを越えたらそこは旧港、オールドポートってやつだ。
                      旧港はなかなか風情のある景観で、かっこいい船がいっぱい留まってた。

                      P7072231-w.jpg

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                      火山ツアーとかクルージングのツアーがあるのだがどれも1人はきつい内容ばかり。
                      こりゃスルーしてイアに行こう、、、僕はロバロードを再び歩こうとする。
                      しかし帰りは半端じゃない長い坂道で息が上がればそれだけロバ糞のかほりを堪能せねばならん、、、帰りは5ユーロでロープウェイが出てたのでそいつを利用した。
                      まぁそれにしてもヨーロッパ乗り物のチケット売り場の係員はどうしてあんなに態度が悪いのかね、、、愛想ってもんが微塵もない。
                      日本はいい国だぁね、、、

                      P7072247-w.jpg

                      日差しに焼かれながら町の上へと坂を登る。

                      P7082933-w.jpg

                      ポストカードなんかで有名な場所を見つけた。
                      ビザンチン様式の青い屋根の教会。

                      P7082951-w.jpg

                      これぞフィラの代表的な景色である。

                      P7082988-w.jpg

                      そしてイアまでの長い道のりを歩き出す。
                      途中にどんな景色があるかわからないので歩いておきたかった。
                      が、その道のりはとても苦しかった、、、、

                      P7072273-w.jpg

                      そして舞台はイアの町へと移る。
                      そこで僕は偶然が偶然を呼んだ出会いを果たす事になる。


                      サントリーニ編 後半へ続く。


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